ミャンマーの混乱から逃れる家族を守り、支えるために
避難する人々を保護するため、今すぐ、ご支援ください

日本でも報道されているように、2021年2月以降、ミャンマーでの混乱が激しさを増し、ミャンマー全土で多くの人々が避難を強いられています。今現在も情勢は著しく悪化しており、武力衝突、空爆、無差別砲撃、放火、インフラの破壊により、多くの民間人の命と生活が危険にさらされています。戒厳令下におかれている地域もある中、モンスーン(東南アジア等に吹く季節風)の豪雨にも襲われ人道援助が難しくなっており、2024年4月現在、290万人以上が国内で避難を強いられ、1800万人以上が人道支援を必要としています

話し合いをするUNHCR職員
ミャンマー北部シャン州にて、地元コミュニティの人々と援助物資や保護について話し合いをするUNHCR職員(中央)
サイクロン被害に遭った母子
サイクロン・モカによって家を失った国内避難民のマ・パユ・マさん(右、37歳)

事態の悪化により、多くの命が奪われ、保健や通信といった重要な公共サービスが停止され、そして多くの家族が、着の身着のままで避難を強いられています。加えて、2023年5月、ミャンマーとバングラデシュの海岸部、ラカイン州等では大型のサイクロン・モカの豪雨に襲われ、被災者への援助活動も引き続き必要です。また、2023年12月以降、国内での武力衝突・暴力行為が著しく激化し避難を強いられる人がさらに急増する中、窮地に陥る多くの人々に迅速な援助が必要とされています。
UNHCRはパートナー団体、地元コミュニティと協力し、現地で救援活動に日夜尽力しています。援助を必要とする家族を守り、支えるため、今すぐ、ご支援ください

ミャンマー国内/国外で避難を強いられる人々

2021年2月以降のミャンマーからの推定避難数の推移
2021年2月以降に避難した難民・国内避難民の増加を表すグラフ

  • 294万7400人
    2024年4月22日時点での、ミャンマー国内避難民(internally displaced persons: IDPs)の推定人数
  • 265万8400人
    2021年2月1日以降、新たにミャンマー国内で避難を強いられた人の推定人数
  • 6万1700人
    2021年2月1日以降、新たにミャンマーから隣国へ逃れた難民の推定人数
  • 113万2800人
    2022年12月31日時点での、ミャンマーから隣国へ逃れている難民・庇護希望者の人数

「夫は戻ってきませんでした。夫は荷物を集めている時に撃たれたのです」

戦闘から逃れたアナ・ルースさん(仮名)

アナ・ルースさん母子
シェルターで避難生活を送るアナ・ルースさん(右)と子どもたち

アナ・ルースさんが暮らしていたミャンマー南東部カヤー州近郊の村に、ミャンマー軍と他の武装グループとの戦闘が迫った時、彼女と家族は、他の村人たちと共に近くの森に身を隠しました。しかし、彼女の夫と隣人たちは、食料やその他の必需品を集めに戻ろうとしたのです。
「危険だから行くなと言いましたが、夫は聞きませんでした。夕方、一行は戻ってきましたが、夫は戻ってきませんでした。夫は荷物を集めている時に撃たれたのです。かつて私の家族は村で幸せに暮らしていました。今、私は子どもたち以外のすべてを失いました。」
アナ・ルースさんたちはUNHCRとパートナー団体の援助を得て無事に避難生活を送っていますが、子どもたちは1日も早く故郷へ戻れることを願っているそうです。

UNHCRの救援活動

現地で救援物資を配布するUNHCR職員

UNHCRの緊急援助チームはパートナー団体、地元コミュニティと連携して、命を守る援助を提供するため、家を追われた人々を保護するため、現地で以下のような緊急援助活動を実施しています。

  • 避難を強いられる人々への保護体制の強化、インタビューの実施
  • 蚊帳、石けん、寝袋といった緊急援助物資の提供
  • テント、防水ビニールシート、竹製のポールといった生活に必要なシェルター用品の提供
  • 現状と緊急のニーズを把握するための、避難民や受入コミュニティとのコミュニケーション
  • インド、タイといった隣国における難民への人道支援の手配

サイクロン・モカ、今後のモンスーン・シーズンへの対策

長屋形式のシェルターで家族と共に避難生活を送るマ・スー・ヤイさん

また、UNHCRはパートナー団体等と協力し、5月のサイクロン・モカ被災地での救援活動、そしてこれからも続くモンスーン等の水害のシーズンを耐え抜くための援助活動を実施。避難を強いられている人々のみならず、受け入れコミュニティも援助するための活動を拡大しています。

  • 就寝用マット、毛布、調理用器具といった生活用品の配布
  • 防水シートの配布や、人々が共同で暮らす長屋の再建といったシェルター支援 - すでに10万人以上がシェルター支援を受けています
  • 地元当局が人道支援のアクセスを制限している地域での援助活動を強化

ミャンマー近隣の国々はこの何十年にもわたって、難民に保護と支援を行ってきたという長い歴史があります。ミャンマーの状況の悪化に伴い、故郷を追われたすべての人の命を守るための人道的支援の継続をUNHCRは各国に呼び掛けます。

UNHCRとパートナー団体は、域内全土で難民が必要な保護を確実に受けられるよう、現地当局にさらなるサポートを提供する準備を進めています。

 

ジリアン・トリッグスUNHCR高等弁務官補(法務)

動画:ミャンマーの現地UNHCRスタッフから、ご支援のお願い

ミャンマーでは深刻な差別に直面しており、基本的権利へのアクセスを妨げられている ― 移動の自由が制限され、収入を得たり、教育や医療などの基本的なサービスを利用したりすることが制限されている人々が多数います。こういった人々は、極度の貧困の中で生活を強いられています。また、この混乱はすでに避難を強いられ、長期に及び故郷ミャンマーへの帰還を望んでいる100万人以上の難民にも大きな衝撃を与えました。
しかし、UNHCRは2024年のミャンマーでの援助活動として4億1560万米ドル(約619億2440万円)を必要としていますが、ミャンマーと隣国における援助資金は著しく不足しており、厳しい状況に置かれています。
皆様のご支援によって、UNHCRはミャンマーの国内外で避難を強いられている人々の命を守る支援活動が可能となります。どうぞ、今すぐ、ご支援ください

UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)は、 難民の命を守り、保護する機関です。
緒方貞子さんとルワンダ難民
ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官
UNHCRは、シリア・アフガニスタン・ウクライナなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食料、毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。 
※紛争や迫害などのため命の危険があり、国外へ逃れた人を「難民」、国内で避難している人を「国内避難民」と呼びます。

皆様のご支援でできること

※1年ご支援を続けていただく場合。1ドル=149円換算

毎月1,500円のご寄付

女性の尊厳を守る衛生キット 約11人分

企業の毎月のご寄付100,000円
毎月3,000円のご寄付
暗くなっても安心して出歩ける携帯用ソーラーランプ 約11個分
毎月4,500円のご寄付
緊急用シェルターと救援物資 約2家族分
  • 当協会へのご寄付は、寄付金控除(税制上の優遇措置)になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

皆様からのご寄付によって 多くの命が助かります。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
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