
活動地域
南スーダン
南スーダン全土への紛争の拡大により人は住む家を追われています。避難所の衛生状態も悪く、食料も不足し、世界で最も急速に深刻化する人道危機といわれています。
200万
国内で避難している人
610万人
食料支援を必要としている人
86万人
急性栄養失調を患う5歳未満の子ども

南スーダン危機について
2011年、長い戦闘を経て独立し、世界で一番新しい国となった南スーダン共和国。しかし、2013年12月には再び民族対立が始まって以降は、内戦状態となり、2016年7月に政府と反政府勢力との間で新たな衝突が発生してから、緊張状態が続き、アフリカ最大規模の難民危機と称されるようになり、今では、世界有数の難民発生国となっています。
南スーダンからの難民は、ウガンダをはじめ、周辺国のエチオピア、スーダン、ケニア、コンゴ民主共和国に、中央アフリカ共和国の貧しいコミュニティが受け入れており、物資がひっ迫しています。 周辺国に逃れた難民からは、政府と反政府勢力の衝突の激化、誘拐、レイプ、武装組織への恐怖などが報告されています。
南スーダンにおけるUNHCRの主な援助活動
緊急救援活動
シェルターをはじめ、水やマットレス、毛布、食料、調理器具など生活必需品の提供。
保健
避難してきた子どもや妊産婦への栄養失調の検査。クリニック開設・運営。
保護サービスの提供
性的暴力の被害者への心身のケア、保護者と離ればなれになった子どもの保護、再会支援など。
現金給付
難民の各家族のニーズに沿った利用が可能となる現金給付の実施。
南スーダンの問題について、
さらに理解を深めましょう。