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支援の現場から/最新ニュース

2017年9月UNHCRの緊急対応

UNHCRは、難民・避難を強いられた人々・無国籍者の命を救い、権利を守り、そしてより良い未来を築くために尽力しています。私たちは、暴力・迫害・戦争・災害により家を追われた全ての人が庇護を求め、安全に保護される権利を持っていることを保証するために、働いています。1950年以来、私たちは、世界各地で、さまざまな危機に直面してきました。そして、難民・庇護申請者・国内避難民・無国籍者へ、命を守るための援助を提供してきました。彼らの多くには、頼れる人がいないのです。

ロヒンギャ危機

バングラデシュには、ロヒンギャ難民が押し寄せています。アイーシャ・ベグム(22歳)は、4日前にボートで到着直後に生まれた男の子の赤ちゃんを抱いている。「周囲の家々が焼け落ち、人々が殺されるのを見て、私たちはモスクに退避しました。ミャンマー軍が私たちをモスクからも、国からも立ち退かせたのです。私たちは、命を奪おうとしたかもしれない軍隊が恐ろしかったし、仲間の何人かがたどったような運命に、私たちは陥りたくなかったのです。」(2017年9月21日)

ロヒンギャ難民50万人以上が、驚異的な勢いでミャンマーでの暴力行為から逃れてきました。ロヒンギャとは、ミャンマーの無国籍イスラム系少数民族です。避難の旅は2017年8月25日、ミャンマー・ラカイン州での暴力行為の勃発から始まりました。彼らはジャングルや山々の中を何日も歩き、ベンガル湾の危険な航海に挑みました。彼らは疲れ果て、空腹で、疲弊した状態で、国際的保護と人道支援を必要としています。その多くは女性や子どもたちです。避難の旅の途中で生まれた子どももいます。また、特別な援助と保護が必要なお年寄りもたくさんいます。
UNHCRは、到着した人々に緊急のシェルターと命を守る救援物資を提供し、家族とはぐれた子ども、妊婦、お年寄り、性的暴行を受けた犠牲者、障がい者といった、最も弱い立場に置かれた人々の特定を進めています。

中央アフリカ共和国危機

コンゴ民主共和国にて。モベイ=ムボンゴの小さな町付近の難民居住地にて、ウバンギ川岸で木のカヌーに座る少女。新たに到着した難民の多くは中央アフリカ共和国からこの川を越え、そして川岸に留まっている。(2017年9月21日)

中央アフリカ共和国における残忍な暴力行為と政情不安により、何十万もの人々が家を追われ、安全を求めています。現在、51万3,000人以上の難民が、カメルーン・チャド・コンゴ民主共和国・コンゴ共和国へと避難を強いられ、約60万人が中央アフリカ共和国内で家を追われています。
隣国または中央アフリカ国内で避難を強いられている人々の数は、2013年の危機勃発以来最も多くなっています。アフリカ最大規模の難民危機の1つであり、世界で最も資金が不足している危機 - わずか9%の調達 - の1つでもあり、生きるための最低限の援助さえも不足しています。

シリア危機

レバノン。ベッカー高原に住むシリア難民。UNHCR職員と話しているのは、シリアから逃れたパレスチナ難民のキャレド(45歳)と彼の妻でシリア難民のサミラ(38歳)、そして2人を見つめる姪のジョナ(6歳)であり、バレリアスで家族とともに建築基準を下回る建物で暮らしている。基準以下の建物を修復し、家族に安全な生活環境を提供するために、窓・断熱材・水道管はUNHCRとパートナー団体によって設置された。また、家族は冬の現金給付も受けた。(2017年2月2日)

紛争7年目を迎えたシリア危機は多くの命を奪い、1,350万人がシリア国内で支援を必要とし、そのうち630万人が避難を強いられ、500万人以上が安全を求め、トルコ・レバノン・ヨルダン、さらにその先の国々へ難民として逃れています。UNHCRは支援を必要とする人々へ命綱を提供するために、この地域での援助活動を主導しています。
トルコだけで、シリア難民約3万人を受け入れています。レバノンやヨルダンでは、地元社会に受け入れられていますが、少なくとも70%のシリア難民が貧困レベル以下の生活を送っています。UNHCRは命を守るための人道支援を、主に現金給付を通じて行い、難民に尊厳と自らのニーズを満たす力を与えるとともに、負担を強いられている地元経済に現金を注ぎ込んでいます。

イエメン危機

イエメン。モカに援助物資が届く。モカ地区の村々から避難した何千ものイエメン人は、UNHCRの配給所でマットレス・就寝用マット・毛布・調理器具セット・洗濯用のバケツを受け取った。(2017年3月20日)

国中が破滅的な紛争に襲われる中、何百万もの人々がイエメンで家を追われています。1,880万のイエメン人が人道支援を必要とし、200万人が必需品を得られない窮地に陥っています。イエメンでは「アフリカの角」と呼ばれるソマリア・エチオピア・エリトリアからの難民28万人を受け入れている一方、約20万人近いイエメン難民が、この地域の国々へと逃れています。インフラもサービスもほとんど残されておらず、コレラの発生や慢性的な栄養失調の拡大、そして国中で飲料水へのアクセスが限られる中、悲劇はさらに深まっています。

南スーダン危機

南スーダン難民が避難しているウガンダのビディビディ居住地。ウガンダ北部ユンベ地区のビディビディ難民居住地にて、9歳の息子アイザック・キリを抱く南スーダン難民のケダン・サム(28歳)(2017年3月9日)

2013年12月以来、南スーダンでの残忍な紛争は何千人もの命を奪い、400万人近くが家を追われました。200万人以上が近隣国ウガンダに逃れています。ウガンダは100万人以上を受け入れている寛容な国ですが、物資も受け入れる場所も不足しています。難民の多くは女性や子どもです。弱りきって栄養不足状態でたどり着き、家族と離れ離れになったり、想像を絶する暴力や喪失を目撃したりしていることもあります。UNHCRは、各地で緊急援助と保護を提供し、難民も難民を受け入れるコミュニティーも支えつつ、人道的対応を主導しています。

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