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UNHCRとパートナー団体、バングラデシュにおけるサイクロン(熱帯低気圧)「モラ」の被災者を援助

2017年5月30日、サイクロン「モラ」がこの地域を襲った後、クトゥパロン・キャンプの難民たちは家を建て直しています

2017年5月31日 ― UNHCRは、サイクロン(熱帯低気圧)「モラ」が発生した地域にて、ロヒンギャ難民とその受入コミュニティーに緊急援助物資を届けるため、バングラデシュ当局、そしてパートナー団体とともに、現地にて活動を行っています。

 
5月30日火曜の朝、毎時117キロメートルの強風がバングラデシュ南東地域を襲い、倒木や屋根の損傷により、何千軒もの家が被害を受けました。地元の人々以外にも、難民キャンプや一時避難所、地元の村で受け入れられていた何十万人ものロヒンギャ*難民の多くも、この自然災害の被害に遭いました。
*主にバングラデシュとの国境ラカイン州に避難するミャンマーの少数民族。

 
サイクロン上陸の際、被災地にいた久保真治UNHCRバングラデシュ事務所長は「クトゥパロンやナヤパラのキャンプで負傷した難民は20人以上おり、彼らは治療を受けています」と伝えました。「私たちはキャンプ内で死傷者を出さないよう、地元当局と調整し、サイクロン上陸前に事前準備を行いました。」

 
UNHCRはサイクロンに備え、スタッフを事前配備しました。退避が必要な人々が皆、強い構造の施設に滞在できるよう、学校や地域施設を準備。さらに、妊娠中の女性や病人のような弱い人々への援助にも備えました。

 
サイクロン直後の調査によると、難民が暮らす家屋のほとんどはさまざまな形で損傷を受けていました。うち20%の家屋が、完全に破壊されました。

 
すでに家屋の修繕を始めている難民もいます。その間、UNHCRは避難所を提供するため、ビニールシートを配布しています。子どもや妊婦、お年寄りや障がい者といった特別な配慮が必要な難民は、一時的により安全な建物に移動しました。

 
「屋根のない所で寝るしかない家族が、家の修繕完了まで生活ができるよう、私たちは地域施設や学校の修繕も行なっています」と、ジョン・マッキシックUNHCRコックス・バサール事務所長は述べました。

 
多くの難民は、配給食糧や燃料、調理器具も失いました。国連世界食糧計画(WFP)は、短期間での援助として、栄養強化ビスケットの供給を行なっています。

 
さまざまな難題がある中でも、電線が壊れたことは、難民が暗くなってから水汲みやトイレに行くことを妨げています。

 
一時避難所で暮らす難民も、同じような困難に直面しています。この地域での活動を許可された援助団体は、素早く状況判断をしつつ、救援物資を迅速に配布しています。

 
調査が進むにつれ、難民キャンプの内外でより多くの需要が明らかになってきます。UNHCRの緊急対応の概要をまとめ、久保真治UNHCRバングラデシュ事務所長は「私たちは、政府やパートナー団体と協力し、コックス・バザールの人々に早急な援助を届けられるよう、包括的な人道対応に尽力しています」と語りました。

 
原文はこちら(英文)
UNHCR and partners aid victims of Cyclone Mora in Bangladesh

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