国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口です。 《寄付は税控除の対象になります。》

  • 0120-540-732(平日10:00-19:00)
  • メニューを開く

支援の現場から/最新ニュース

シリア・アレッポ 数字の裏にあるもの
最前線で活動する人道支援スタッフが、アレッポから避難を強いられた人々の痛みと希望をお伝えします

2016年12月18日 ― シリア・アレッポの戦闘から逃れる人々が大きな注目を集める中、命の安全を求めて避難してくる人々、そして現地で支援活動を続けるUNHCRとパートナー団体の姿をご紹介します。

数か月に及ぶ包囲の後、数万ものアレッポ東部の人々は、戦火から逃れ、安全の地に辿りつきました。避難した家族は皆、疲弊し、心にも傷を負っています。

避難民を歓迎するボランティア。様々なニーズを持つ人々に援助の手を差し伸べる

避難所のためのスペースを確保することが急務となっている。避難所を修繕し、より多くの人々を保護することが最重要課題

避難してきた家族は、広いスペースから徐々に個々のスペースへと移動している

避難した75歳の男性。彼の孫が車いすを引いてきた。「まずは家に入りたい。建物は完全に破壊されてしまった。」彼は今、病院で手当てを受けている

かつて繁栄していた街 アレッポは、残忍な戦闘を目撃することになりました。国連は、5か月間、包囲されたアレッポ東部へアクセスすることができませんでした。

衝撃を受けるほどに破壊されている街。「損害は、目に入ってくるよりさらに大きい」と現地スタッフは語る

「子どもたちはいきいきとしていて、スタッフに活力を与えてくれる」と語るスタッフ

12月2日、住民への人道支援を届けるため、国連チームが街を訪問。建物は破壊され、特に冬の避難には不十分

スタッフが避難した少年の壊れたカメラに気づき、この小さな写真家に、一緒にセルフィー(自撮り)しよう、と訊ねる。彼は楽しそうに承諾してくれた

UNHCRとパートナー団体は、現地で、心理カウンセリングを含む保護サービスを供給しています。子どもを含む多く人々は、精神に深く傷を負ってここまで避難してくるのです。

ボランティアが4歳の子どもの顔にペイントすると、子どもの目が輝いた。「今すぐお母さんに見せてあげたい!」

子どもたちに新しい環境に馴染んでもらうため、まず最初に、心のケアのセッションを実施する

紛争の陰で6年も過ごした後、子どもたちはやっと“子ども”になれる機会を得られる

「お遊びの時間のためにここにいるの?僕は毎日、お遊びの時間を心待ちにしているよ」と語る5歳の男の子

受け入れ可能数を増加し、避難した家族のための暖かく安全な場所を供給するため、建築物の修繕を急いでいます。

避難所で出会った4歳の男の子。この男の子は、避難スペースで他の17家族と共に暮らしている

家族と共に避難所を待つ11歳の男の子。この若き青年は、スタッフに不屈の精神を見せてくれた

未だ、避難所のためのスペースの不足は続いており、特にこの冷え込む時期、現地の人道支援において、スペース確保の必要性が最も高くなっています。

アレッポは気温が低く、人々は暖を取るため、厚紙を燃やす等している

12月10、11日の2日間だけで、約6,750人もの避難民がアレッポ東部から到着した。到着した人々は、人道支援を受けるため、名前等を登録する

UNHCRとパートナー団体は、すでにアレッポ西部へ避難している人々のみならず、今回新たに避難してきた人々のニーズを満たすため、人道支援の規模を拡大しています。食糧・水・保護サービスはもちろん、新たに避難してきた人々へ安全な避難所を見つけることが、人道的に最も求められていることなのです。

By: Shaza Shekfeh

原文はこちら(英文)
Aleppo – behind the numbers

一覧ページへ戻る

国連UNHCR協会について
UNHCRを知る
UNHCRを支援する