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子ども
多くの場合、難民の過半数は子どもです(UNHCRでは、18歳未満を子どもと定義しています)。子どもは大人よりも、病気にかかりやすく、また、暴力や搾取の対象になりやすいため、適切な保護を必要としています。特に、家族と離れ離れになってしまった子どもは様々な特別の支援を必要としています。また、紛争を逃れて身の安全が確保された後でも、難民キャンプにたどりつくまでに経験したつらい出来事や恐怖心は、子どもたちの心に深い傷を残しています。UNHCRは、難民となった子どもたちを保護し、医療や教育など様々な分野で支援しています。
一人ぼっちの子ども
難民の子どもは、紛争や迫害から逃れるとき、家族と離ればなれになってしまうことがあります。アフリカ諸国や旧ユーゴスラビア地域の紛争では、こうした一人ぼっちの子どもがたくさん発生してしまいました。UNHCRはユニセフや国際赤十字と協力して、こうした子どもたちに里親を見つけて保護したり、親戚や家族を見つけ出して再び一緒になれるように支援しています。また、難民キャンプでの登録や適切な法的保護を与えています。
子どもの搾取、虐待、暴力
UNHCRとNGOが行った調査では、避難状況の中で、配給される食糧では家族全員が食べていかれず、大人たちが賃金労働を許可されていない場合などには、子どもが家族を支えるために働かされたり、必要にせまられて小さい女の子が売春するというケースが報告されています。少女だけではなく、少年も搾取や虐待、暴力の対象となります。2000年5月には、国連特別総会で子どもの性の商品化という問題が取り上げられ、女性に対する暴力への対策と併せて、地域の政府が子どもを様々な形の搾取や暴力から守るために積極的な対策を講ずるよう求められました。
子ども兵士
若い難民のうち、特に少年は武装集団や反乱軍の活動に従事させられることがあります。シエラレオネでは反政府軍にわずか8歳の子どもが兵士として加わっていたと報告されています。UNHCRは、武力紛争への子どもの関与に関する議定書に基づき、この問題に積極的に取り組み、子ども兵士に反対する方針を打ち出しています。子ども兵士だった少年は、心に深い傷を負っています。また、その過去ゆえに家族と離れ離れになったり、教育を受けていないため、自分がやりたい仕事をすることもできません。こうした元兵士だった子どもに対する心のケアや教育、職業訓練を行い、社会復帰を支える必要があります。
若者へのケア
いわゆる思春期の子どもたちが抱える問題は、幼い子どもに対する問題とは異なります。十代の子どもには教育や職業訓練、リクリエーションや性教育、HIV/AIDSについての知識、また、暴力や虐待についてのプログラムも必要とされています。難民の若者たちは、将来の故国の再建への礎となります。





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