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ヨーロッパ地域/グルジア(南オセチア紛争)

2008年10月8日現在 :

難民・避難民の発生する緊急事態に対応する状況は治まり、人々の帰還や治安の安定を図り、住宅の再建や長い目で問題解決を望んでいく段階となっています。UNHCRは、引き続き、政府や国連機関、NGOなど多くの関係機関と連携して支援活動に当たっています。

UNHCR、グルジア・南オセチア紛争で緊急支援態勢を強化

グルジア・南オセチア紛争で発生した人道危機に対して、UNHCRはすぐに緊急支援態勢を立ち上げました。

8月11日にはアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官がUNHCRの緊急予備費から資金を供出し、南オセチア紛争によってグルジアとロシアで避難する人々に援助物資を届ける活動を開始しました。

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ナビ 【緊急】 UNHCRロシア連邦北コーカサス事務所 白戸純 上級保護官 緊急報告(2008年9月10日)
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ロシア、グルジア両国への人道支援

UNHCRは、ロシア、グルジア両国にいる避難民に対して、人道支援を行なっています。これまでもUNHCRは両国に事務所を置き、グルジアの南オセチア自治州とロシアの北オセチア地方でも活動してきました。グルジアでは、6つの事務所に50人以上の職員が、これまでも、およそ22万人の避難民、難民、無国籍者、帰還民を重点的に支援をしてきました。

そのため、今回の緊急事態を受けて、援助物資の配布を素早く開始。ドバイやコペンハーゲンからトビリシに救援物資を空輸し、毛布や調理器具セット、水汲み容器などの救援物資の支援を行いました。

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難民・避難民の保護が最優先

紛争によって逃れなければならなかった人々を保護することこそ、UNHCRの大切な任務です。そのため、UNHCRは現場に赴き、人々が逃れてきた理由、直面している危険性、差し迫って必要な物など情報収集を行いました。この情報に基づき、どのような人道援助を行うかどうかが直ちに決定されました。

ゴリで進行している武力衝突を考慮し、20台以上のバスを使用し、トビリシなど国内のより安全な地域に彼らを移動させました。また、UNHCRは、避難民の数や居場所、特別な配慮が必要な人々(子どもや妊婦、障害者など)がいるかどうかについて正確に把握し、政府の援助活動を支えました。

避難民15万人以上、緊急の合同アピール

グルジア、ロシア両政府の推計に基づく発表によると、紛争に伴った避難民は15万8600人以上、最高で3万人が南オセチアで避難を余儀なくさせられていると推定されています。さらに、ゴリの人口の大多数を含む約9万8千人がグルジア国内で避難していると見られています。北オセチアのロシア当局は、南オセチア出身の約3万人がロシア連邦に逃れてきていると述べています。

ニューヨークで8月18日に表明された5850万米ドル(約63億2千万円)のグルジア緊急アピールのうち、UNHCRは今後半年間で1600万米ドル(約17億3千万円)の追加の緊急支援を国際社会に呼びかけています。

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UNHCRの援助、56,000人の元へ届く

武力衝突が始まってすぐ、UNHCRと協力機関は、逃れてきた人々へ生活に必要な支援物資の提供に尽力しました。食糧はWFP(世界食糧計画)によって配布されました。8月12日、毛布、調理器具セット、水汲み容器やテントなどを載せた最初の空輸がグルジアに到着。8月21日以降、マットレスが妊婦や子ども、お年寄りを優先に配布され、さらに3台の貨物トラックが、6万人の人々のために、支援物資をトビリシとバトゥーミ(Batumi)に運びました。

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仮設住居が最も差し迫って必要とされている

避難民となった人々が、寒い冬を乗り越えられるように、仮設住居の建設が最も必要とされています。UNHCRは、避難民を要望によって次の3つのグループに分け、仮設住居の支援を行っています。
  • ふるさとに安全が戻り、冬が始まる前に帰還できる人々(2008年9月12日時点:73,000人)
  • 春が来れば自宅の再建ができるが、ひと冬を越すために一時的な宿泊施設が必要な人々(推定:およそ23,000人)/一棟あたり500ドルの建設費用が必要
  • 南オセチア(緩衝地帯もしくはアブハジア自治共和国)から逃れ、将来的に帰ることが難しい人々(推定:およそ31,000人)/一棟あたり2000ドルの建設費用が必要
現在、状況は復興支援の段階に進んでいますが、このグルジア・南オセチア紛争の犠牲となって避難を強いられている人々を支えるために、引き続きご支援をお願いいたします!
ナビ 現地の様子を「フォトギャラリー」でご覧ください(8月25日追加更新)
ナビ UNHCR本部サイト「特別フォトギャラリー:グルジアでの避難(英語)」もご覧ください
ナビ UNHCR本部サイト「Georgia Crisis(英語)」もご覧ください

詳細は、UNHCR本部・UNHCR駐日事務所ニュースをご覧ください。
10月8日 UNHCRの8月8日から9月13日にわたる現地での緊急支援活動をまとめた報告書(英語)
9月2日 UNHCR、ゴリの避難民収容の限界に懸念
8月27日 ゴリの避難民は、新たな衝突を逃れるか、ふるさとへ戻るかの選択に直面している(英語)
8月26日 グルジアのふるさとへ戻る避難民が増加(英語)
8月22日 国連難民高等弁務官、南オセチアを訪問
8月20日 UNHCR、グルジア西部にて援助物資の配布開始
8月19日 グテーレス国連難民高等弁務官、グルジア到着:国際社会へ援助協力をあおぐ
8月15日 UNHCR、さらなる戦闘を恐れるグルジア人に安全な道を確保
8月15日 UNHCR第2便グルジア到着 : 4万人に支援物資配布へ
8月12日 UNHCRの最初の空輸便、避難民増加を受けてグルジアへ到着
8月11日 UNHCR、南オセチアへ緊急人道支援物資空輸

国連UNHCR協会では、「グルジア・南オセチア紛争」への募金を受け付けています。

ナビ 郵便局 : 口座番号 00140-6-569575 加入者名 国連UNHCR協会
※当協会には 00110-*-***511 の口座番号もございます。いずれも、同じ難民支援へのご寄付となりますが、同口座へは当協会が事前に口座番号を印刷した専用振込用紙でのみお振込いただけます。
※通信欄に「南オセチア紛争」とご明記下さい。
※振込み手数料は「加入者負担」です。用紙が必要な場合はご連絡ください(03-3499-2450)。

ナビ 銀行 : (1)三菱東京UFJ銀行 青山支店 普通口座 5251034
(2)三井住友銀行 渋谷駅前支店 普通口座 3478195
口座名:((1)・(2)とも) UNHCRキョウカイ

◆ 当緊急支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、UNHCRが最優先とする援助活動に充当させていただくことがありますので、何卒ご了承願います。

支援物資の参考価格(108円/米ドルの場合)
  • 毛布 単価3.12米ドル(約340円)
  • 調理器具セット 単価15.12米ドル(約1700円)
  • 水汲み容器 単価1.78米ドル(約200円)
  • 緊急用テント 単価224.4米ドル(約25000円)
※ 購入元から倉庫までの輸送費として、上記購入価格の15%の上乗せが必要となります。
※ 保管倉庫のあるドバイからグルジアの首都トビリシまでの空輸には、一回あたり2000万円前後がかかります。 イメージ

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