






















|
 |

HOME > UNHCRの難民援助活動 > UNHCRが中央ヨーロッパの性的およびジェンダーに基づく暴力に対する取組みを支援
UNHCRが中央ヨーロッパの性的およびジェンダーに基づく暴力に対する取組みを支援
中央ヨーロッパ全体の難民女性や難民の子どもたちを暴力から守る活動もUNHCRは行っていますが、被害に遭う恐れのある難民と庇護申請者も、保護と対応メカニズムの対象へ含めることにスロベニアが同意したことで、この活動は一歩前進しました。
2008年6月20日にリュブリャナで行われた「世界難民の日」の記念式典でスロベニア政府は、難民と庇護申請者に対する性的及びジェンダーに基づく暴力問題に対処し防止していくとし、UNHCRの標準業務手順を採択しました。
スロバキア、ブルガリア、ポーランド、ルーマニアに次ぎ、スロベニアは過去1年でこのような標準業務手順を導入した、中央ヨーロッパで5番目の国となりました。ハンガリーの署名もじきに行われると期待されています。難民や庇護申請者を受け入れているすべての国々で、制度化した保護体制を確立させるというこの取り組みは、世界規模で展開するUNHCRのキャンペーンの一部となっています。
6月20日の署名式典にてスロベニアの法務省および内務省は、UNHCRやNGO団体とともに、これらの問題に立ち向かうべく協力することを約束しました。
「中央ヨーロッパの政府は、このような問題に対処する体制をすでに備えています。我々の課題は、その体制が確実に難民や庇護申請者にも適用されるようにすることです」とUNHCRのロイド・デーキン地域代表は、式典の後で述べました。
スロベニアでの難民女性や難民の子どもに対する暴力問題において、保護、監視、診察というひと通りの手段について交渉し、草案から標準業務手順に正式に記載するまでには数ヶ月かかりました。
「役割と責任においては、我々は共通の理解に達しました。次のステップは、もし誰かがそのような暴力の犠牲者になったとき、あるいはコミュニティ内にそのような疑いがあった場合に、地域内の難民施設の居住者、またUNHCRのスタッフひとりひとりが対処する手段を心得ているようにすることです」とデーキン地域代表は言います。
またUNHCRは中央ヨーロッパの国々において、難民や庇護申請者の間に新しい標準業務手順の認知度を広める支援もしています。識字レベルの低い人たちも含め、すべての人々が理解しやすいポスターやリーフレットを作成しています。
スロベニアには、主にセルビアやモンテネグロ、またイラン、ロシア、アフリカから来た125人の難民と115人の庇護申請者がいます。
難民の中でも特に女性や少女は、受入国において性的、身体的、また精神的暴力の被害を受けやすい立場にいます。性的及びジェンダーに基づく暴力には、家庭内暴力をはじめレイプ、性的暴行、セクハラ、職場や学校での脅し、人身売買や強制売春も含まれています。
原文 : UNHCR helps Central Europe tackle sexual and gender-based violence
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2008年7月3日
日本語訳 : 石井里佳(国連UNHCR協会ボランティア)
|
 |