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ヨーロッパ地域/バルカン地域(旧ユーゴスラビア)
コソボ
セルビア共和国コソボ自治州は、アルバニア系の住民が多く、かねてよりセルビアからの独立を求めていました。1998年、アルバニア系で組織する武装集団のコソボ解放軍の活動に対し、ユーゴ連邦軍が出動し、激しい武力行使が起こりました。1999年のNATOの空爆終結以来、コソボは国連の監視下におかれていましたが、近年の政治的な進展によりさらなる問題が懸念されています。国内避難民数は20万人以上にのぼり、不安定な生活環境のもと居住施設の不足や民族間の対立など、いまだ多くの課題を抱えています。
UNHCRはninemillion.orgキャンペーンを通じて、難民や国内避難民の子どもたちにスポーツ用品等を提供しています。コソボからの避難民が暮らす地域においても、ナイキ社のサッカーボールとユニフォームが配られ、内戦や厳しい避難生活で傷ついた子どもたちが明るさを取り戻しつつあります。
スロベニア
スロベニアでは、内戦中に旧ユーゴスラビア連邦の他地域から移住してきた人々およそ4000人が、スロベニアの国籍を取得できないまま、17年もの間、不安定な生活を送っています。UNHCRは、この無国籍者問題を解決するよう、スロベニア政府への働きかけを続けています。
コソボに生まれたアリジャ・ベリシャさんは、10代の頃からスロベニアに住んでいましたが、1992年にスロベニアが独立を果たした際に、スロベニアの住民登録を抹消されました。突然、スロベニア人であることを示す身分証明書を剥奪され、それまで行ったこともないアルバニアに送られてしまったのです。アルバニアは彼をスロベニアに送還したものの、再びスロベニア当局に拘束されたベリシャさんは、ドイツに逃れて一時的滞在許可を得てそこで家庭を築きました。その期間が切れドイツを離れざるをえなかった2005年9月以降は、妻と子ども5人と共にスロベニアの避難センターで暮らし、スロベニアの永住権回復を求めて係争中です。医療や教育など、あらゆる社会福祉サービスが受けられず、スロベニアの国籍を取得するために政府へ訴え続けています。(UNHCR News Stories 2007年1月16日、2月27日より抜粋翻訳)
バルカン地域(旧ユーゴスラビア)への皆さまの温かいご支援をお願いします。
(2010年1月25日更新)
<バルカン地域(旧ユーゴスラビア) 最新ニュース>
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2007年
12月28日 ボスニア・ヘルツェゴビナ 三好正規 緊急報告
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