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ミャンマー・サイクロン被災者にヘリコプターで希望を届ける
UNHCRミャンマー(2008年7月3日)発 :
約2ヶ月前にサイクロンにより甚大な被害を被った、ミャンマー南東部にあるダニ・セイク(Dani Seik)村の住民は、支援物資を載せたヘリコプターが水田に着陸する光景を目の前にして、おののいていました。
しかし、ビニールシートや毛布、デング熱から身を守る蚊帳といった支援物資や、石鹸、ジェリー缶、台所用品等の日用品といった、自分たちが必要としている支援物資をそのヘリコプターが運んでいるということを知ると、その驚きは喜びへと変わりました。
UNHCR支援調達オフィサー ナラヤン・パウデル(Narayan Paudel)職員は次のように語ります。「笑顔の被災者はいませんでした。恐らく心に大きなトラウマを抱えてしまっているのでしょう。しかしながら、UNHCRからの支援物資を受け取り、大変喜んでくれていることは表情から分かります。今では、防水機能を兼ね備えた家屋を作ることができるのです。我々が作業している間の約2時間、被災者全員が我々の傍から離れませんでした」。
6月30日から7月2日まで、UNHCRではサイクロン被災地であるデルタ地帯に首都ヤンゴンから支援物資を運ぶため、関係機関間での支援物資の輸送にヘリコプターを使用しました。
「ヘリコプターを活用したことにより、今まで充分な支援物資を届けられなかった地域に支援を届けることができました」と、ヤンゴンのUNHCRプログラム・オフィサー クリスティアン・ブレッシング・ウィン(Christiane Blessing-Win)職員は述べています。ヘリコプターにより、3つの地域に200もの支援物資を運びました。
ダニ・セイク(Dani Seik)村は、デルタ地帯でも最も深刻な被害を受けた村です。1703名の村民のうち、約75%にあたる1300名もの人々がサイクロンのために命を落としました。村に残った306名の人々は、稲作により生活を続けていますが、家畜も壊滅的な被害を受けています。
NGOにより米や豆、調理に必要な油やいわしの缶詰、防水シートといった支援物資が被災者に支給されたそうですが、人々はほとんど何も持っていない状態だったそうです。「家々を見てまわりましたが、本当に何もありませんでした。干されている洋服もなく、台所のかまどにはブリキ缶3つがあるだけでした」とUNHCR緊急援助チームのパウデル(Paudel)職員は語りました。
パウデル職員が膝の高さまである泥をかきわけてデルタ地帯に初めて入ったとき、このような支援が必要な地域で活動できることを光栄に思ったと言います。「毛布がなかったので毛布を支給しました。長い間、身体を洗えていなかったので石鹸も渡しました。また、被災者に直接、支援物資を手渡すことができるUNHCRを誇りに思います。支援物資が手渡される時、我々の支援のインパクトをすぐに実感することができるのです」。
原文 : Helicopters bring shelter, hope for Myanmar’s cyclone victims
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2008年7月3日
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