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タイのミャンマー難民、第三国への再定住始まる
UNHCR、タイ、バンコク、(5月23日)発:
30人以上の、ミャンマーからのカレン族難民がアメリカで新しい生活を始めるべく、タイ北部にあるマエラ(Mae La)難民キャンプを後にしました。これは大規模な、第三国移住計画の第二段階目の始まりです。
「東ミャンマーの紛争から逃れてきたここの難民たちが、帰還できる可能性はほとんどありません。また彼らは、10年以上難民キャンプでかなり制限された生活を送ってきました。ですから、故郷から国境一つ越えた隣の国から離れることはとても難しいことですが、彼らはアメリカでの新しい未来に胸を躍らせています」とタイUNHCRのハシム・ウタカン(Hasim Utkan)代表は述べています。
5月16日から7月第1週目までに404人の難民がマエラからアメリカへ、最終的には2007年9月30日までに約1万人の難民がタイからアメリカに移住する予定となっています。このうちの多くはマエラ難民キャンプからの難民です。
ウタカン代表は「第三国移住計画の規模は本当に驚くべきものです。今まで難民たちにこのような機会は提供されてきませんでした。この移住計画は難民キャンプの雰囲気を変え、動きと変化をもたらしました。変化のない難民キャンプにわずかな希望の光が見えたことはうれしいことです」と述べています。
タイからの移住計画第一段階は2006年に最も南にあるタムヒンキャンプで行われました。これまでに2,486人が移住し、さらに1,719人が手続き中です。
現在行われている集団移住計画は、過去のものに比べると遥かに大規模なものです。2004年以降、1万人近くの難民がミャンマーから移住しています。計画の速度もあがり、2007年には人数が大きく増えると予測されています。現在マエラ難民キャンプだけで1万8000人が移住を申請しています。
ほとんどの難民にとって移住計画は楽しみでもあると同時に不安なものでもあります。そこでアメリカのOPE(Overseas Processing Entity)と国際移住機関(International Organization for Migration)では情報の共有に力を入れ、文化についての説明会の開催や、到着時の状況についての詳しい情報の提供をすることにより、難民が情報のある中での選択ができるようにしています。
「向こう側での生活がどのようなものなのか、難民には多数の疑問があることは明らかです。彼らが決心できるように、すでにキャンプを去った人たちとコミュニケーションを持つことが重要です」とウタカン代表は述べています。
全ての難民が移住することを望んでいるわけではありませんが、残ることを選択する人々にとってのメリットのひとつは、混雑が緩和された環境に住めることでしょう。
原文 : Resettlement of Myanmar refugees under way from northern Thai camp
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年5月23日
日本語訳 : 牛田亜紀 裏野瑛子(国連UNHCR協会ボランティア)
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