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タイのミャンマー難民に身分証明書を発行
UNCHRタイ、タムヒン難民キャンプ(2007年4月12日)発:
カレン族難民のゲイ・トゥー(Gay Htoo)牧師(38歳)は、新たに発行された身分証明書を手にして、「このカードは、難民という私の身分を示してくれる。もし私が逮捕されるようなことがあっても、ミャンマー国境へと送還されるのではなく、難民キャンプに安全に戻れるのだ。ハレルヤ、神に栄光あれ」と神を称えました。
タイ国政府による身分証明書の発行は、タイ西部のミャンマーとの国境沿いに位置するバンドンヤンとタムヒンの2箇所の難民キャンプで2007年4月から始まりました。3年にわたるUNHCRの活動がようやく実を結んだのです。100万ドルという予算のプログラムのもと、4月中には88000人の難民が、大切なプラスチック製のカードを手にします。「身分証明書は難民保護の改善という観点で非常に重要です。身分を証明できるということが、保護のために最も基本となる要素だからです」とハシム・ウトカンUNHCRタイ代表は述べています。「それと同時に、この身分証明書が第一歩となって、20年以上にわたって閉鎖的であった難民キャンプが開かれるための一連の措置が講じられることを期待しています」。
グテーレス国連難民高等弁務官は、昨年タイを訪れた際、難民に更なる移動の自由、特にタイ市場における労働の自由を難民に認めるよう、タイ国政府に要請しました。難民のキャンプ外での労働が実際に合法化された場合、違法移民の定期的な取締りの中で万が一難民が拘束されるようなことがあっても、身分証明書があればただちに身元を証明し、特別保護下にあることを示せるのです。
難民への身分証明書は、タイ国政府によって12歳以上の全ての難民に対して発行されました。これはUNHCRが資金提供した100万米ドルの情報電子化プロジェクトの成果なのです。子どもが12歳という証明書発行の取得可能年齢に達した場合、及び地方行政機関によって新たに難民認定を受けた場合には新たな証明書が与えられます。
ウトカン代表は、「昨年8月にグテーレス難民高等弁務官が訪問した際に討議された問題のうち、身分証明書の発行やタイ語教育をはじめとするキャンプ内での教育機会の向上という進展が見られたことを喜ばしく思っている」と話し、「次は、難民をこれほどまでに長く縛りつけてきた規制の緩和を望んでいる」と付け加えました。
原文 : "Hallelujah": Myanmar refugees can now prove their identity in Thailand
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年4月12日
日本語訳 : 牛田亜紀、裏野瑛子(日本UNHCR協会ボランティア)





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