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ウクライナによるスリランカ避難民の強制送還を懸念
2008年3月7日、UNHCRは、ウクライナで起こった11名のスリランカ人庇護希望者の強制送還(ルフルマン)に対し、懸念を表明しました。彼らは、3月4、5日に追放となり、ドバイ経由でコロンボへ送還されました。
この11名は、2007年12月にキエフでUNHCRにより難民登録され、証明書の発行も受けています。それにも関わらず、彼らはウクライナへ不法入国をしたため、逮捕、抑留されました。数回にわたり、UNHCRは彼らが庇護申請の実質的な審査を受けられるよう求めてきました。
UNHCRは、難民認定手続きにおける彼らの基本的権利の侵害を懸念します。1951年に採択された難民の地位に関する条約の調印国として、ウクライナは通訳と法的代理人を手配し、国外退去命令に不服を申し立てる権利を保障し、すみやかに庇護申請手続きを進められるようにすべきでした。
UNHCRは、国際法とウクライナの法律に基づいて、いかなる難民や庇護申請者も母国へ強制的に送還されるべきではないとした「ノン・ルフルマン(non-refoulement)の原則」の重要性をここに改めて表明します。
原文 : UNHCR concerned about forced return of Sri Lankans by Ukraine
ソース : UNHCR Press Releases
日付 : 2008年3月7日
日本語訳 : 安部健二郎、北川玲貴(国連UNHCR協会ボランティア)
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