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スリランカ北部の避難民に新しい家

ヴァヴニヤの新居の前でぎゅうぎゅう詰めの国内避難民ケアセンターでの10年に及ぶ生活を終えて、300世帯を超える避難民がようやくスリランカ北部に新しい家を手に入れました。

9月下旬にヴァヴニヤ(Vavuniya)で開かれた贈呈式では、総勢365世帯が住居支給証と新居の鍵を受け取りました。100世帯がカンカンクラム(Kankankulam)へ、130世帯がカルマドゥ(Kalmadu)へ、135世帯がマニプラム(Manipuram)へ移り住みます。

カンカンクラムとカルマドゥでは、スリランカ政府が一世帯あたり1/2エーカーの土地を用意し、UNHCRが寄付金を活用して住宅の建設を支援しました。また、マニプラムの135世帯用の住宅はオーストラリアが出資した援助スキームに沿って国連開発計画(UNDP)が用意しました。

「ここに住めて本当にうれしいです。パヴァトクラム(Pavatkulam)の避難民村に10年いましたけど、あそこよりずっと安心して住んでいます。」北部スリランカで最も激しい紛争地の一つであるムッラティヴ(Mullativu)地域出身の避難民はこう言いました。彼と家族は1999年に故郷の村から北西部のマナー(Mannar)地区に避難し、しばらくして今度はヴァヴニヤへ逃げなければならなくなりました。

「逃げている間に家も家畜も失ってしまいました。カンカンクラムの村に土地と家が割り当てられるまでは身一つだったんです。」新しい持ち物を得意げにうれしそうに見て彼は言いました。

キルバガラン(Kirubagaran)さんも新しい住居の鍵を手にした一人で、カルマドゥへの移転を心待ちにしています。彼は両親やその他多くの人と同じく、ヴァヴニヤ北部で起こったスリランカ政府軍とタミール・イーラム開放の虎(LTTE)の戦闘から逃れ、この10年間は国内でも最大級のPoonthoddamにあるケアセンターに身を寄せていました。

「あそこには充分なスペースもプライバシーもないのです」とキルバガランさんは言います。23歳になり、自分の家族を持った彼は、自分も奥さんも馴染んだ土地で住み続けたいと考えています。

ヴァヴニヤにあるケアセンターや避難民村に10年以上住んでいるスリランカ避難民はまだたくさんいます。多くの人々は、スリランカ北部での戦闘によって治安や安全面で問題が残っているため、帰ることができないのです。また、身の危険を案じて、家畜を持つことができないということも帰還を妨げている要因の一つとなっています。そういった事情から、持続的な解決法としては移住をすることなのです。UNHCRは、2006年からスリランカ政府や人道支援団体と協力してヴァヴニヤ地区に新しく村落を作り、数百人の生活の建て直しを計っています。

UNHCRは今後もスリランカ政府とともに、ヴァヴニヤその他のケアセンターなどに長期滞在する避難民の移住先として、新しい家でよりよい生活を始められる機会が得られそうな土地の目処をつけるべく努力を続けます。

2008年には、故郷に戻れない300世帯が移住できるようチェッディクラム(Cheddikulam)地域に新たな移住先を開拓すべく、UNHCRヴァヴニヤ事務所が地元の行政機関や他の人道支援団体と連携して作業を進めています。

しかしながら、さらに北部では戦闘が続いており、1万5千人がマナー地区やその隣のキリノッチ(Kilinochchi)地区のPoonegarynから避難を余儀なくされています。しかしながら、さらに北部では戦闘が続いており、1万5千人がマナー地区やその隣のキリノッチ(Kilinochchi)地区のPoonegarynから避難を余儀なくされています。

原文 : New homes for displaced Sri Lankans in north
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年10月2日
日本語訳 : 安部健二郎 北川玲貴(日本UNHCR協会ボランティア)



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