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紛争激化によりスリランカ・マナー地方の住民数千人が避難
スリランカ北西部のマナー地方(Mannar district)ではスリランカ政府と反政府勢力「タミル・イーラム解放の虎」(LTTE)とのあらたな紛争が先週から激化し、3000名以上の住民が避難しました。
再定住・災害救援省はマナー地方政府関係者による情報として、3109名がマナー南部から北部に位置するナナタン地区(Nanattan division)へ移動したと発表しました。その半数強は知人あるいは親族のもとに、残る435世帯は学校2校と被害を受けたモスクに分散して生活しています。
UNHCRとその協力団体は食糧その他の支援物資を国内避難民へ支給しました。また、地方当局は一人あたり2000ルピー(18米ドル)を支給したほか、数日分の食糧配給と、その後の乾燥食糧の配給を計画しています。
現地からの報告によれば、9月5日時点で2915名がマナー地方の西マンタイ(Manthai West)地域で国内避難民として登録されています。さらに59世帯が、政府軍による砲撃開始後の砲火を恐れてマナー地方のLTTE勢力圏を脱出し、隣のキリノッチ地方(Kilinochchi district)のムランカヴィル(Mulankavil)へ避難しました。
避難民の多くはビニールシートの覆いしかない野宿の状態で野外にいるか、地元住民のもとに身を寄せているか、あるいは学校などの公共施設に滞在しているかのいずれかの状況に置かれています。
避難地域では、水や食糧の不足が懸念されています。限られた量の食糧その他の支援物資は既に配布し終わっており、追加の支援が計画されてはいますが、現場までの輸送道路の状況がひどく、支援活動に大きな支障をきたしています。
UNHCRは今後も他の国連機関、NGO、現地政府関係者とともに、マナー地方での状況を見守りながら支援および保護活動の監視を続けます。
2006年4月に内戦が再開して以来、スリランカ北部と東部において数十万人が避難を余儀なくされましたが、今年5月に開始された政府による帰還プログラムにより、東部の10万人以上がふるさとへ帰還しています。
原文 : Surge in violence displaces thousands in Sri Lanka’s Mannar district
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年9月7日
日本語訳 : 安部健二郎(国連UNHCR協会ボランティア)
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