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HOME > UNHCRの難民援助活動 > UNHCR、パキスタン国内の戦闘被害にあったアフガン難民に支援を行う

UNHCR、パキスタン国内の戦闘被害にあったアフガン難民に支援を行う

パキスタン国内にいるアフガン難民。パキスタンの戦闘で避難を強いられ、UNHCRから支援物資を受け取った。UNHCRは、パキスタン北西部で起こった紛争から逃れたアフガン難民約600人に寝袋、水汲み容器、ビニールシート、毛布、飲用水冷却器、調理器具セットなどの支援物資を配りました。

今回の支援対象者は、ペシャワ—ル近郊にあるアザケール(Azakhel)難民居住村に身をよせる約80家族(約600人)で、約7万人のアフガン難民が避難生活を送る北西辺境州のスワート県(Swat)、ブネール県(Buner)、ディール県(Dir)から逃れてきており、今は親戚の家や借家に避難しています。

ファワール・アミール(Fawar Aamir)UNHCRアソシエイト・プロテクション・オフィサーは、これらの援助物資はアフガン難民や受け入れ家族の生活をより向上させるために役立つだろうと言います。「ここの人々は厳しい気候の中で他の難民キャンプへ移動するよりも、親戚と一緒にもしくは借家で暮らすことを選びます」

ふるさとを追われた多くのアフガン難民にとって、パキスタンの戦闘は、アフガニスタンからパキスタンへ初めて逃れてきた時の悪い思い出を呼び起こさせるものです。

カブールから来た50歳のアティクラー(Atiqulah)さんは、近くの村で爆撃が起こるとかつてアフガニスタンで経験した紛争を思い出すといいます。「昔も今も、生きるために逃げなければなりません。長い間暮らしてきた家からまた逃げなければならないのです」

アーマドゥラー(Ahmadullah)さんは約30年前、7歳の時にアフガニスタン東部から両親と兄弟と共に逃れてきました。その当時のことを振り返り、「あの時、私は何時間も歩かなければならなくて、とても疲れたことだけを覚えています」と言います。現在彼はスワート県から逃れ、ペシャワ—ル近郊に親戚と一緒に避難しています。

「夜間外出禁止令が出され、家から出られませんでした。病人も病院へ行くことができませんでした」と述べ、「最初、事態はよくなると思っていましたが、思うようには行きませんでした」とも語っています。結局、彼の家族はバスやトラックが満員だったので、身を守るために歩いて避難せざるをえませんでした。「私はパキスタンの家で人生の長い時間を過ごしてきたので、スワートの元の家に本当に戻りたいのです」

パキスタンには170万人のアフガン難民がいます。

原文 : UNHCR distributes aid to Afghan refugees affected by conflict in Pakistan
ソース : News Stories
日付 : 2009年7月29日
日本語訳 : 和田杏奈・本多明子(国連UNHCR協会ボランティア)

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