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UNHCRとパキスタン政府、アフガン難民のパキスタン在留に関する新協定に署名
UNHCRとパキスタン政府は、アフガン難民のパキスタン在留を2012年末まで延長許可する取り決めに合意しました。
ゲネ・ゲブレ=クリストス(Guenet Guebre-Christos)UNHCRパキスタン事務所代表とナジムディン・カーン(Najamuddin Khan)国務及び国境地域担当大臣(SAFRON)によって合意書が取り交わされたことにより、アフガン難民の一時的なパキスタン在留とアフガニスタンへの段階的かつ自主的な帰還が認められ、また大規模な難民を受け入れているパキスタン政府への国際的な支援に関する措置が計画されました。
新協定では、SAFRONはパキスタン政府に登録されたアフガン難民の登録証明(PoR)カードの有効期限を2009年末から2012年末まで延長、パキスタンに2009年以降も在留する難民に対する政府の対応策を修正し、UNHCR・パキスタン政府・アフガン政府の三者間合意を2012年末まで延長することに合意しました。
UNHCRはアフガン難民の登録情報を正確かつ最新の情報に更新するプロジェクト(RIPAC)を支援し、また難民受入れコミュニティ支援のためのプロジェクト(RAHA)に、5年にわたり1億4000万USドル(約136億9200万円*)の資金援助を国際社会に呼びかけることになりました。RAHAプロジェクトは、アフガン難民の大部分を受け入れる、主にバロチスタン(Balochistan)や北西辺境州にある21の地域が対象となり、雇用機会の促進や、農業・灌漑システムの再構築、道路の修復、医療や教育サービスの改善、難民の受入れにより生じている環境問題への解決などが行なわれます。
UNHCR代表ゲブレ=クリストスは、「パキスタン政府がアフガニスタンの状況、またアフガン難民の一時在留を合法化および管理するシステムの重要性を公認したということであり、これは政府として責任ある行動です」と述べています。
2002年からおよそ350万人のアフガン難民が、UNHCRの支援によりパキスタンから帰還し、パキスタン以外のイランなどの受入国も含めると約430万人が帰還を果たしました。2009年3月現在、パキスタンで難民登録されているアフガン難民は約170万人おり、内45パーセントは難民居住区に身を寄せ、残りの人々は各地のホスト・コミュニティーでばらばらに避難生活を送っています。
*注:1ドル=97.8円で換算(2009年3月現在)
原文 : UNHCR and Pakistan sign new agreement on stay of Afghan refugees
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年3月13日
日本語訳 : 和田杏奈・本多明子(国連UNHCR協会ボランティア)
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