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パキスタン(アフガン難民)/ふるさとへもって帰るもの・・・
UNHCRは約12万家族の住宅再建を支援してきました
アフガニスタンの厳しい寒さがゆる緩む3月以降、アフガン難民の帰還が本格化しています。2002年以降、パキスタンやイランからの帰還したアフガン難民は計370万人に上ります。紛争で破壊されたふるさとに戻ったアフガニスタンの人々は様々な支援を必要としています。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は今年、約70万人のアフガン難民が各地からふるさとに帰還すると想定し、2万1530戸の住宅再建支援を予定しています。2002年以降、UNHCRは11万8000家族(約95万人)の住宅再建を支援してきました。
子どもたちに勉強してほしい―
UNHCRは住宅再建だけではなく、順調にふるさとで再定住できるように、各種の支援を行っています。たとえば、モハメッド・サリークさんはソ連軍の侵攻後、隣国イランで難民として暮らしていました。昨年サリークさん一家は4人娘と2人息子とともに、UNHCRの支援を受けて19年振りにヒンデゥークシュ山脈近くのふるさとに帰りました。
帰還して間もなく、サリークさんの家の玄関には多くの靴が並ぶようになりました。「私は教育を受ける機会がありました。だからこそ子どもたちにも勉強して欲しいのです。」と話すサディクさんですが、この地域の学校は数キロメートル離れている上に、男の子しか入学できません。

教育の大切さ
サリークさんは思い切って自宅で、難民生活をしている間に教育を受けた18歳の長女パルウィーンを先生として、6〜18歳の女子に勉強を教え始めたのです。女子教育に否定的な地域の慣習を考慮して、最初は「コーランの勉強会」と称して始めた教室は、今では100人以上の男女の子どもたちが通うようになり、16歳の次女ナスリーンとサリークさん自身も勉強を教えています。
しかし、この私利私欲のない無料教室が、サリークさん一家に大きな財政的負担を強いているのは事実です。「学校は人道的意味でも非常に重要です。子どもたちのこの熱心さを見たら、今さらやめられないですよ」と話すサリークさんに、UNHCRは数百冊のノートや鉛筆を提供し、石鹸などの日用品も支給しました。教室が終わって子どもたちが靴を履いて走って帰る姿をいつも見届けるパルウィーンさんは、ふるさとに帰り、ふるさとの人々のお役に立てて本当に良かったと、いつも満足げに微笑むのです。
UNHCRは様々な形でアフガン難民・帰還民を支援しています。最近忘れられがちなアフガニスタンにご支援をお願いします。





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