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HOMEUNHCRの援助活動アジア地域 > パキスタン(アフガン難民)

アジア地域/パキスタン(アフガン難民)

まだふるさとに帰れないアフガン難民が多くいます。
忘れないでください、アフガン難民を―

パキスタン地図多くのアフガン難民がふるさとに帰還する一方で、まだふるさとに帰ることができずパキスタンに残っているアフガン難民は、2007年7月現在で約260万人います。タリバン政権が崩壊したとはいえ、自分たちが帰りたい地域の治安がまだ不安定、帰還しても住むところや仕事がない、子どもの教育の機会がない等、帰還するにはさまざまな障害があります。パキスタンでの避難生活が長期化するにしたがい、UNHCRは援助物資を提供する支援から、学校教育や職業訓練、自立を促進する支援に重点を移行しています。

パキスタンに残る多くのアフガン難民に対する皆様からの温かいご支援をお願いします。

自立に向けた援助

薄暗い教室で一生懸命に勉強するアフガン難民の少女たちアフガン難民全員が無事にふるさとに帰ることが理想ですが、上記のような理由でまだパキスタンに残る多くの難民がいます。
しかし、受入国であるパキスタンにとっても、UNHCRをはじめとする援助機関にとっても、20年以上続くアフガン難民への支援は負担が大きいものです。
今後の支援活動では、自主帰還を希望するアフガン難民への支援と共に、パキスタンに残るアフガン難民が、地元の負担にならないように、自立を促進する支援がより重要となっています。

教育と職業訓練

職業訓練で作った民族衣装。訓練終了後はミシンも進呈される難民の自立を促進するために、アフガン難民もパキスタン当局も皆が口を揃えて強調するのが教育の重要性です。
しかし、近年、UNHCRの緊縮財政により、パキスタンにおいても教育分野などで予算を削減せざるをえず、残念ながら小学校13校が閉鎖されてしまいました。各学校では、子どもたちが薄暗い教室で一生懸命に勉強していますが、文房具や教科書が不足しているだけではなく、教師の数も不足しています。タリバン政権時代は女子教育が禁じられていましたが、近年では女子教育にも力を入れ始めました。しかし、女性教師の不足はもっと深刻です(慣習として男性教師は女子には教えることができません)。
学校教育のみならず、職業訓練も重要です。特に長年の紛争で夫を亡くし寡婦となった女性への技術指導(ミシンや裁縫など)は、彼女たちが家族を支える上で不可欠です。

ナビ 「物資ではなく、学校をください」
アフガン人女性校長先生からの呼びかけ(UNHCR本部ニュース・翻訳)

医療

キャンプの診療所に来た少女。(サラナン・キャンプ)パキスタン南部は空気が乾燥し、土や砂埃が多いため、結核が蔓延しやすい地域です。アフガン難民に対する結核の予防・治療は大切な援助活動の一つです。特に、空気がこもる屋内にいることが多い女性の方が、男性よりも結核にかかりやすいそうです。日本の特定非営利活動法人AMDA(アムダ)を初め、UNHCRのパートナーである多くのNGOも、厳しい環境の中、医療活動を続けています。

ナビ 「医療」について

難民の人権を守る〜難民登録証の重要性

登録作業について話し合うUNHCR職員とパキスタン当局2005年2月から3月にかけて、UNHCRとパキスタン政府の協同で、アフガン難民の人口調査が行われました。その結果、パキスタンには約260万人のアフガン難民が滞在していることがわかりました。たとえば、パキスタンで最も大きいバロチスタン州は約77万人を抱え、そのうち約20万人が難民キャンプに、そして約50万人が都市部に住んでいます。

この人口調査に基づき、2006年10月から2007年2月にかけて、パキスタン当局とUNHCRはアフガン難民の登録を実施しました。216万人の難民が登録され、登録証を受け取りました。これを携帯していれば、パキスタンの警察から不法滞在者として不当な扱いを受けることも減ると期待されています。


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<パキスタン(アフガン難民) 最新ニュース>


2008年

2月21日 UNHCR、20万人のアフガン難民に越冬用支援物資を支給(UNHCR本部ニュース・翻訳)


2007年

7月3日 パキスタンの大洪水によりアフガン難民キャンプも被災(UNHCR本部ニュース・翻訳)


2005年

12月16日 ことし最後のアフガニスタンへの帰還(駐日事務所ニュース)

12月15日 ふるさとへもって帰るもの・・・

11月24日 アフガンへの難民帰還、新しい段階へ(駐日事務所ニュース)

8月12日 アフガン帰還民 橋の下へ水を流すため(駐日事務所ニュース)

7月22日 パキスタンからアフガン難民の帰還250万人を突破(駐日事務所ニュース)



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