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ネパールからの第三国定住者が2万5000人を突破
ネパール東部の難民キャンプからアメリカや他の受け入れ国へと再定住したブータン難民は2万5000人に達しました。
2009年12月9日、48歳のJagu Maya Khatiwadaさんが、2万5000番目の第三国定住者として二人の息子と夫とともに飛行機でアメリカへと向かいました。ノース・カロライナに最終的に再定住する予定です。
ネパール政府と国際移住機関(IOM)の協力を得て、2007年11月にUNHCRが第三国定住プログラムを開始して以降、その大多数である2万2060人をアメリカは受け入れました。
他の第三国定住先は、オーストラリア(1006人)、カナダ(892人)、ノルウエー(316人)、デンマーク(305人)、ニュージーランド(299人)、オランダ(122人)となっています。
「UNHCRは第三国定住した人達から定期的に近況報告を受けています。新しい言語を学んでいるとか、子どもたちが学校に通い、新たな家で幸せに暮している等、現在の生活の様子について書かれています。もちろん、彼らは家族や友達を懐かしんでおり、新たな国での新たな生活を始めることは決して容易なことではありません」とダイアン・グッドマン(Diane Goodman)UNHCRネパール事務所代表代理は述べています。
ネパール東部にある7つのブータン難民キャンプでは何万という人々が約20年にわたり避難生活を続けています。彼らは1990年代初頭にブータンにおける民族間の対立から逃れ、ネパールで避難生活を始めました。
難民が絶望的状況に置かれていた事から、国連は2年前、少なくとも難民6万人を第三国定住させる考えを表明し、カナダは5000人までを受け入れる意向を示しました。
将来に希望が持てない難民に対して、UNHCRは移住による新たな道を切り開く第三国定住というオプションを提供する一方で、難民キャンプでの避難生活を希望する 人々に対しては自発的な帰還の推奨を継続しています。UNHCRでは情報提供を行なうセッションを定期的に開催し、難民キャンプ内でのグループ・ディスカッションに重点を置くとともに、個人的なカウンセリングも行なっています。
取り残されてしまった難民や脆弱な立場にある難民のために、特別な情報提供セッションも開かれています。また英語のクラスも用意されていますが、これらは第三国定住を行なう人々に限定されたものではありません。
8万6739人のブータン難民がネパール東部の難民キャンプに残っており、その内の550人以上が今から2009年末までの約3週間の間に第三国定住先へ移住すると考えられています。
原文 : Number of refugees resettled from Nepal passes 25,000 mark
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年12月11日
日本語訳 : 立岡 敏雄(国連UNHCR協会ボランティア)
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