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2010年、故郷へ帰還したアフガン難民が10万人に達する

2010年初め、パキスタンの自主帰還センターより出発するために荷造りをする、アフガン難民の家族。2010年、パキスタンやイランから帰還するアフガン難民の数は、昨年の約2倍にあたる10万人を突破しました。そのうちの約9万5000人がパキスタンからの帰還です。

アフガニスタンへの自主帰還プログラムはUNHCRが世界的に展開する事業の中でも最大規模で、2002年以降、450万人がアフガニスタンへ帰還しています。過去数年の数字が示すように、帰還民の数は毎年大きく変動しています。

モニタリングの一環としてUNHCRが行った調査によると、多くの帰還が行われている大きな理由としてはパキスタンでの生活が困難であるという経済的事情がありますが、他にはアフガニスタンの一部の地域では治安が改善していることなどが挙げられます。

帰還民の70%はパキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州(Khyber Pakhtunkhwa)から、残りはバロチスタン州(Balochistan)、パンジャーブ州(Panjab)、シンド州(Sinsh)からの帰還です。帰還民の3分の1はアフガニスタン東部へ、さらに3分の1は中央部へ、残りは主に北東部へ帰っています。

一方パキスタンでは、カイバル・パクトゥンクワ州とバロチスタン州において、多くの難民が住むことによってダメージを受けた環境をいかに回復するかについて、UNHCRと地元当局が話し合いを進めています。今までのところ、洪水の被害を受けた地域で、UNHCRは支援対象者の3分の1に相当する70万人を援助しています。

支援活動を促進するために、UNHCRは被害の大きなシャングラ(Shangla)、スワト(Swat)、ペシャワール(Peshawar)、チャルサダー(Charsadda)、コヒスタン(Kohistan)での支援物資の支給場所の追加設置を進めています。UNHCRは、困窮している洪水の被災者に援助を進めるために、活動拠点を確立し、事業実施パートナーの選定を行っています。

シンド州のさらに南では、2000世帯が食糧以外の援助物資を受け取りました。UNHCRが支給したテントは、スックル(Sukkar)、シカルプール(Shikarpur)、ジャコババード(Jacobabad)で活用されています。

政府筋によると、バロチスタン州における避難を強いられている人々の数はシンド州の洪水の被害を受けた人々70万人を含め、110万人に増加しているということです。

原文 : Number of voluntary returns to Afghanistan this year tops 100,000
ソース : News Stories
日付 : 2010年8月27日
日本語訳:本多明子・和田杏奈(国連UNHCR協会ボランティア)

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