






















|
 |

HOME > UNHCRの難民援助活動 > アフガニスタンからの帰還を妨げる道路封鎖—パキスタン
アフガニスタンからの帰還を妨げる道路封鎖—パキスタン
UNHCRは、パキスタンの地元部族による道路封鎖が起きたため、ぺシャワール経由でのアフガン難民の本国自主帰還を中断しました。
パキスタン国内で部族間の小競り合いが再燃し、ぺシャワールからトークハム(Torkham)間の道路で、アフガニスタン本国へ向かう何百人ものアフガン難民が通行できない状態に置かれています。4月14日にぺシャワールから本国に向かう予定でいた360家族以上がその道路封鎖のために足止めされています。UNHCRは、立ち往生している45家族に対し、食糧、ビニールシート、毛布を提供しました。
これ以上の立ち往生を防ぐために、UNHCRはぺシャワール経由でのアフガニスタンへの本国帰還を道路封鎖が解除されるまでの間、一時的に停止することを決めました。
4月15日は、7万人以上のアフガン難民が生活しているJalozai地区の閉鎖期限でした。閉鎖が決まっているこの地区を出るにあたり、難民はアフガニスタンへ帰還するか、パキスタン国内の他の地区に移動するかの選択を迫られていました。このうち3千人以上がここ数週間で本国に帰還し、30家族がパキスタン国内の他の地区への移動を希望しました。
しかし、ぺシャワールとトークハム間の道路封鎖が依然として続いているため、UNHCRはパキスタン政府に対し、道路封鎖が解消されるまでJalozai難民村の閉鎖延期を申し入れています。これに対し、パキスタン当局はJalozai地区での居住期限延長を認め、食糧、電気などの供給は、最後の一人が去るまで続けると回答しました。
UNHCRは、Jalozai地区にある難民が暮らす村の秩序ある平和的な閉鎖を行うため、パキスタン政府に対して働きかけを続けています。また、同時にアフガン難民の安全と尊厳が保たれることも求めています。パキスタンの南西部においては、UNHCRの援助による帰還がスムーズに進んでいます。
2002年にUNHCRがアフガン難民の帰還を支援を開始して以来、320万人以上のアフガン難民が本国へ帰還し、今年の帰還民の数は2万4千人を超えています。しかし、未だパキスタンには200万人のアフガン難民が残っています。
原文 : Roadblock holds up Afghan returns in tribal area of north-west Pakistan
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2008年4月15日
日本語訳:本多明子・和田杏奈(国連UNHCR協会ボランティア)
|
 |