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アフガニスタン(ふるさとへ帰るアフガン難民)/家と土地を求めて

UNHCRアフガニスタン事務所ニュース・翻訳
日付 : 2007年8月30日 バグラン(Baghlan) アフガニスタン
文章と写真 : マリアン・マグレ氏(Maryann Maguire)

UNHCRは村に住宅再建パッケージを支給し、コミュニティーへのさらなる支援を呼びかけています「最も高い山の頂上への道は常にある」、というアフガニスタンのことわざは、バグランの肥沃な平野で、自分たちや子供たちの将来を切り開こうとしている国内避難民の家族たちにとって、現実となりました。バグランは、地域の中心地であるPul-I-Khumriから目と鼻の先です。

「私たちは20年間も住むところがなく、放浪者のような生活をしてきました」、と村の長老であるシャー・ワリ(Shah Wali)さんは、8つの村に離ればなれになった140組の家族を代表して語りました。国内避難民たちは今でも、もしふるさとの村に戻ろうとしたら殺されるのではないかと恐れています。

彼らは、近隣に位置するSari-Pul地方の出身だったため、3年前にDarkhat村の住民に受け入れてもらうことができ、国内避難民の家族たちはある程度の平和と安定を手に入れることができました。

しかし、今まで土地は彼らのものではありませんでした。

現在、Darkhat村は、まるで建築現場のようです。現金と借金、忍耐と善意によって買うことができた土地にSari-Pul地方から来た24組の家族が家を建てているからです。

日干し煉瓦で建てられ、土とわらで塗り固められた家の隣に、掘り出された土が積み上げられています。

色とりどりのスカーフを巻いた小さな女の子たちが、UNHCRが提供した住宅再建パッケージによって建設中の家の後ろで、かくれんぼをしています。その間、母親たちはパンを焼き、年上の子供たちに、谷を越えた別の帰還民の集落にある井戸から水を汲んでくるように言いつけています。

建築に必要な道具や、梁、屋根の材料、窓などからなる住宅再建パッケージがDarkhatの最も助けを必要としている人々に支給されました空気はすがすがしく、時々赤ん坊の泣き声やロバの嘶きによって破られる以外は沈黙が辺りを包んでいます。

「私たちはここで起こったことに注目しなくてはいけません」、とクンドゥズのアレックス・ムンド(Alex Mundt)UNHCR事務所長は言います。このコミュニティーは、大きな困難にも関わらず、なんとか自分達の力で恒久的な解決策を見つけたのです。

住居を追われ、土地を持たない帰還民や国内避難民に土地を提供するために政府が近くのKhoja Alwan居住区に手配した土地を求めて、シャーワリさん一家は3年間応募し続けました。

「家を建て、落ち着いた生活を送るには土地が必要だったので、難民に土地を配分するために政府が用意したプロジェクトに応募しました」、とシャー・ワリさんは説明します。

賄賂として支払うように求められた金額は、土地自体の価格の2倍以上だったといいます。そして、度重なる訴えにも関わらず、裕福で既に土地を持つ人たちに土地が配分されるのが目撃されています。

「怒りを感じ、とてもがっかりしました。これは不公平だと思いましたが、私たちにはお金がありませんでした」。

無能な官僚主義や腐敗した役人に屈服することなく、何人かの国内避難民は自分達の手で事態を打開しようと、これまで3年間土地を貸してくれていた地主を訪ねました。彼らは3エーカーの土地を購入し、24世帯で分けました。そして、今日までに、購入総額の3分の2を支払うことができました。

村の長老たちは、UNHCRのアレックス・ムンド事務所長、福村朋子保護官と、コミュニティーの発展について話し合います「国内のいたるところで、帰還者たち自身が、家がないということや、土地の所有権、仕事、水、基本サービスがないといった、最も急を要する問題を自発的に解決しようとしている様子が見られます」、とUNHCRの福村朋子保護官は話します。

Sari-Pul地方から住居を求めてやって来た140組の家を失った家族と、Darkhat村の物語は、まだみんなが望むようなハッピーエンドを迎えてはいません。

100組以上の家族は未だ他人の土地に身を寄せ合いながら暮らしています。そして、彼らのKhoja Alwanの土地への応募は地方委員会で審議中の状態です。

飲み水もなく、学校や診療所といった基本施設は25キロも離れたところまで行かないとありません。雇用の機会も依然として少なく、移動にかかる費用はほぼ一日分の給料に相当します。

「良いニュースもあります」と、アレックス・ムンド事務所長は言います。

「バグランでは、地方行政の担い手が交代しました。近い将来には、利益を受けるべき人が土地をもらえるだろうと信じています」。

UNHCRは最近、地方の再建と開発を担当する省庁との連携を再開し、2008年に避難民が雇用を得るための活動を実現する資金をさらに確保しようとしています。

国内避難民たちは、最後のレンガに漆喰が塗られ、新しい家に落ち着くだけではなく、自分達自身の土地で新しく平和な時間を送ることができることを願っています。



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