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アジア地域



私たちに身近なアジア地域では、難民問題が長期化し、15年以上にわたる長期避難生活を強いられている難民が大勢います(太平洋地域を含む)。
タイ(ミャンマー難民)
日本からは毎年大勢の観光客がタイを訪れます。しかし、タイが20年以上にわたって隣国ミャンマーからの難民を受け入れていることはほとんど知られていません。タイとミャンマーの国境沿いの山間部に9つの難民キャンプが点在し、約14万人のミャンマー難民が暮らしています。ミャンマーへの帰還が難しい状況が続く中、キャンプにおける日用品の補充や給水、植林、学校教育、職業訓練などへの支援が必要とされています。

ネパール(ブータン難民)
ヒマラヤ山脈の美しい光景が広がるネパール、しかし、この国にもブータンからの難民を取り巻く複雑な問題があります。10万人以上ものブータン難民が1990年代からネパール東部の7つのキャンプで避難生活を送っています。2006年から2007年にかけて、ブータン難民たちは日本のチャリティー団体や市民団体、社会貢献に取り組む企業からの温かいご支援を受け、大変勇気づけられています。

パキスタン(アフガン難民)
パキスタンには、まだふるさとに帰ることのできないアフガン難民約200万人が、厳しい環境で避難生活を続けています。津波や地震など緊急事態に注目が集まる一方で、長期化しているアフガン難民問題は忘れられがちです。UNHCRでは引き続き難民の帰還支援や帰還後の生活再建支援を行うための資金を必要としています。

アフガニスタン(ふるさとへ帰るアフガン難民)
避難先からアフガニスタンのふるさとへ帰還を希望する難民への支援も引き続き重要です。2006年には約13万3000人がパキスタンから帰還しました。2007年も引き続き帰還が進んでいます。UNHCRは難民が安全にふるさとへ帰れるよう支援し、彼らのふるさとで住宅再建支援を行っていますが、恒常的な資金不足が続いています。

スリランカ(国内避難民)
スリランカでは、1983年から続いていた内戦が、2002年の和平合意締結でいったん終息したかに思われましたが、2006年4月より再び政府と反政府勢力の間の武力衝突が激化しました。この内戦によりスリランカ国内で避難生活を強いられている人が大勢います。特に北部と東部では治安状況が非常に悪いため、避難民の多くは他の地域への移住を希望しています。






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