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コロンビアのUNHCR協力機関に殺害脅迫
これは、アンドリュー・パービスUNHCR報道官が2009年5月22日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。
UNHCRのコロンビア事務所は、コミュニティの権利保護を訴える国内避難民のリーダーを含む人権運動家や社会運動家に対する殺害脅迫が続いていることに深い懸念を抱いています。
先週にも、コロンビアの新興武力グループのひとつによる印刷物が、大西洋沿岸地域やボゴタなど、全国各地で配られました。この印刷物では複数の州政府及び人権保護機関に宛てた脅迫文が記載されており、太平洋沿岸地域やボゴタでの人権をめぐる状況を厳しく批判した全国的なオンブズマン事務所は、特に脅迫の対象となっています。
オンブズマン事務所は州の法律にのっとって公民人権の保護を監視する役割を担う全国組織で、コロンビアにおけるUNHCRの最大の協力機関といえます。オンブズマン事務所が実施する早期警告システムは、人権侵害、強制退去防止に有効な優れた手段であり、UNHCRはこの困難な事態に際し、オンブズマン事務所およびその職員への支援を再度表明します。
多数の武力グループによる脅迫がここ数ヶ月増加していた中で、先週の脅迫が起こりました。先住民コミュニティ、人権活動家、国内避難民の代表者などが主に標的とされているため、生命の危険を感じて表現の自由や公的な場への参加が制限されています。
また、身の危険を感じてコミュニティを去ることを余儀なくされる活動家もいます。さらには実際に殺害されてしまい、残された遺族や仲間も報復を恐れて殺人を非難できないことも多々あります。
UNHCRはこのような行為を強く批判すると同時に、ここ数年コロンビアで活動を開始した新興武装グループが、既に大きな問題となっている国内避難民発生の新たな要因となりつつあることを非常に懸念しています。
コロンビアには登録されているだけで約300万人の国内避難民がおり、ここ2年間は年平均30万人のペースで登録者が増加しています。UNHCRはコロンビアに12ヶ所の現地事務所を置き、コロンビア政府と協力して避難民の保護、支援、長期解決策の実施を行っています。
原文 : Death threats against UNHCR partners in Colombia
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2009年5月22日
日本語訳: 谷藤千寿(国連UNHCR協会ボランティア)
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