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ベネズエラ少額融資を難民へも拡大
これは、ロン・レッドモンドUNHCR報道官が2009年4月17日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。
ベネズエラ政府は、国境沿いで避難生活を続けるコロンビア難民及び庇護申請者に対し、マイクロクレジット制度の適用を拡大させることを予定しています。
制度の第一段階では、生産・小売・サービスの分野を含む65のプロジェクトに25万USドル(約2420万円)が助成されました。ベネズエラ政府のマイクロクレジット機関で最大規模を誇るベネズエラ・プエブロ・ソベラノ銀行(Venezuelan Banco del Pueblo Soberano)がこの制度による支援を実施し、コロンビアとの国境近くに住む主に女性を世帯主とする121世帯(コロンビア難民及家族びベネズエラ人家族)が恩恵を受けています。
第一段階の融資の返済率は非常に高く、不良債権は3%未満にとどまったことをうけ、プエブロ・ソベラノ銀行は2009年、ズリア州(Zulia)、タチラ州(Tachira)、アプレ州(Apure)の他コミュニティへの融資額を倍増し、国境近くの州の融資先を拡大する予定です。
この計画により、融資を受けるコミュニティでは起業が促進され、1万2000人とも言われる庇護申請者の保護とコミュニティへの融合に向けた大きな1歩となります。ベネズエラでは、難民申請をしてから難民認定を受け、就労許可が下りるまで最長3年かかります。
この融資制度は、UNHCRが避難先への定住が最善策と考える国々で展開する「ボーダー・オブ・ソリダリティ(border of solidarity)」戦略の一つです。ベネズエラにはここ10年間で20万人ものコロンビア人が内戦から逃れて避難していますが、そのほとんどが身分証明証を所有しておらず、必要な保護も受けられないため、労働市場へのアクセス、融資、起業のチャンスが限られているのが現状です。
*1USドル=96.8円で換算(2009年4月現在)
原文 : Venezuelan micro-credit programme for refugees to be expanded
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2009年4月17日
日本語訳: 谷藤千寿(日本UNHCR翻訳ボランティア)
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