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UNHCR、コロンビアのアワ先住民族避難民200人に面会
UNHCRと人道支援機関は、ふるさとでの紛争を逃れてコロンビア南西部のナリ−ニョ県(Nariño)にある村に避難している200人ほどのアワ(Awá)先住民族に面会しました。
2009年2月10日、UNHCRはコロンビア国内でも最も孤立し、また紛争の絶えない地域にあるテレンビ・トルトゥガニャ(Telembi Tortugana)で起きたアワ先住民17人の殺害に関する詳細な調査を求めました。UNHCRや他の国連機関、およびNGOを含む人道支援機関は12日、アワ先住民族200人ほどが避難生活を送るサマニエゴ市(Samaniego)とブエナビスタ市(Buenavista)の村に到着しました。
ふるさとからの長く危険な道のりのためか、ブエナビスタの村に避難した114名のアワ民族の健康状態は著しく悪化しており、子供の多くに慢性的な栄養失調の症状が見られました。また、避難先の村は地雷の恐怖と隣りあわせであり、しかも新たな民を受け入れるには村のインフラストラクチャーが非常に限られています。
避難民支援を行う国内機関も到着し、支援物資の配給コーディネーションを開始する予定です。サマニエゴの村には12日午後までにさらに68名のアワ先住民族が到着しており、この地では既に人道支援が行われています。
アワ先住民族側は、なるべく早い段階での安全性の高い南部への移動を求めており、南方のアワ・コミュニティーは避難民受け入れの準備を進めています。
虐殺があったとされる地域における捜査の開始を試みているものの、現在までのところ行政機関は立ち入りすらできない状態で、殺害されたとされる17名の遺体も見つかっていません。そんな中、11日には、やはり先住民が集団生活を送るエル・サンダル(El Sandal)地域でさらに13名が殺害されたとの報道もありました。
13日、UNHCRは警察による捜査の必要性を再度訴えました。「UNHCRは全ての機関に対し国際人道法の遵守を求め、コロンビア政府が民間人の保護義務を遂行することを強く要求します」とUNHCRスポークスマンは言いました。
エクアドルとの国境に近く、太平洋沿いに位置するナリーニョ県はコロンビア国内で最も内戦の被害を受けている地域のひとつで、過去2年間で発生した国内避難民数は国内最多です。この地区に生活する先住民族の中では2万1000人と人口が最大のアワ先住民族は、武装グループによる嫌がらせ、脅迫、殺害、強制退去といった被害に苦しんでいます。
ナリーニョにあるUNHCRフィールド・オフィスは、他のコロンビア先住民族と同様に内戦から逃れようと何年も苦しむアワ先住民族に対して支援活動を展開しています。
アワはコロンビアで生活する87の先住民族のひとつですが、先住民族の3分の1以上が紛争や強制退去により存亡の危機に直面しています。2007年だけで30万人以上が避難し、暫定統計によると2008年も同じ傾向が見られ、国内避難民数は登録されているだけでも280万人以上に上ります。
原文 : UNHCR reaches 200 indigenous Colombians displaced by violence
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年2月13日
日本語訳: 谷藤千寿(国連UNHCR協会ボランティア)
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