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エクアドル、中南米初の難民対策に関する協議開催
2008年7月3日、エクアドルは難民および支援機関を交え、国を挙げての協議を開催しました。これは、UNHCRの「保護能力向上プロジェクト」の一環としての協議で、エクアドルは中南米で初の実施国であると同時に、世界中でUNHCRが展開するグローバル・ニーズ・アセスメントを試験的に取り入れている8カ国の中の1つです。
協議は2日間にわたりキトで開催され、エクアドル全土から難民が参加します。協議の最終日である4日には、共通行動計画と題し、難民や受け入れ地域が直面する課題解決に向けた計画を採択する予定です。エクアドル外務省が主催するこの協議会には、100人以上が一堂に会し、UNHCR南北アメリカ局長も参加します。
エクアドルは中南米で最も難民が多く、そのほとんどが隣国コロンビアから来ていますが、キャンプがないため、難民は地域住民と隣りあわせで生活しています。難民の約半数は都市部や町、その近郊に居住しており、残りの半数は農村部で生活しています。中には、アマゾンのジャングルのような隔絶され、基本的な社会基盤のない低開発地域に生活する難民もいます。難民およびその受け入れ地域の支援には、医療、教育、安全の確保や正確な難民登録が不可欠といえます。
背景: エクアドルで避難生活を送るコロンビア人は推定15万人といわれます。そのうち1万8千人は難民登録がされていますが、その他の人々は、難民申請中の人も一部はいるものの、ほとんどは登録すらされていないため、支援を受けることが困難な状況にあります。エクアドルは今年中にもこういった未登録の難民の調査を大規模に実施し、難民や受け入れ地域の支援につなげていく予定です。
原文 : Ecuador holds first Refugee National Consultations in Latin America
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2008年7月14日
日本語訳: 谷藤千寿(国連UNHCR協会ボランティア)
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