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HOME > UNHCRの難民援助活動 > 新たな内戦の発生によりコロンビア東部アラウカ地域から避難民が流出
コロンビアのアラウカ地域より避難民が流出
アラウカ(Arauca)は、長くコロンビアの2大左翼ゲリラグループ、コロンビア革命軍(FARC)と国民解放軍(FLN)の拠点になっていました。この2大グループは長く平和的状況を保っていましたが、2006年に突如戦闘が始まりました。戦火から逃れるため、農村地域からアラウキタ(Arauquita)などの他の都市や町に避難した住民の数は著しく増加しており、受け入れ側のアラウキタ地元当局も対応に苦慮しています。
アラウキタでは押し寄せた避難民で人口増加率が著しく上昇し、2006年8月に避難してきた男性は、「1軒に3〜4家族が暮らしているほどの人口過密状態だ。土地が限られているため川のすぐそばに家を建てるしかない状況だが、今は雨季なので誰もが洪水を心配している」と話しました。
アラウカは現在、平和で安全な場所とはとても言い難い状況にあります。UNHCRのチームが到着する数日前には、地元の右翼議員であるアレジャンドリナ・リンコン(Alejandrina Rincon)が日中、8歳になる息子と町を歩いているところ、突然身元不明の男に射殺される事件が発生しました。彼女は以前から脅迫を受けていたと言われており、他の議員たちも身の危険を感じています。またこの2年間に10名の教師達も標的にされており、そのうち5名は他の町へ避難することを余儀なくされました。来たる10月の地方選挙を前に、多くの住人は更なる暴力の横行を恐れています。
アラウカの広い平野に点在する小さな集落ではゲリラグループ間の戦闘が最も激しく、状況はさらに悪化しています。軍や警察は、ほとんど機能していません。数週間前にアラウキタに避難してきた男性は、「アラウカの暮らしはひどいものだ。毎晩、“突然起こされてここから出て行けと言われるのではないか、あるいは殺されるのではないか”という不安に慄いている」と話しました。避難民は次々と増えており、中には川を渡って隣国へ避難する住民もいます。
年老いた農民の1人が首を振りながらこう話してくれました。彼は午前3時に着の身着のまま逃げてきましたが、「私が置き去りにしてきた農場は父から譲り受けたもので、私はそこで5人の子供を育てた。だが、わたしたちはまだ幸運な方だろう。厳しい現状ではあるが、殺されていたらこうして避難して生き延びる事すらできなかったのだから」。
原文 : Fresh violence forces locals to flee eastern Colombia’s Arauca region
ソース : UNHCR本部ウェブサイト > NEWS > UNHCR Briefing Notes
日付 : 2007年6月25日
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