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UNHCR、北部ウガンダの治安回復をサポート

パデル県で交番を建設し 、備品を手渡すステファノ・セビア(Stefano Severe)UNHCRウガンダ事務所代表(右から2番目)20年にもおよぶLRA(神の抵抗軍)と政府軍による内戦が終結した後も、法の力はウガンダ北部キトゥグム県(Kitgum)といった地域までは及びませんでした。

アピエタ(Apieta)周辺で内戦が始まり、村は立入禁止区域になったため、警察の助けは必要な場合には、村人は最寄りの交番まで20kmの道のりを歩かなければなりませんでした。しかしながら、2007年のLRAと政府による断続的ながら始まった和平交渉により、状況は大きく変わりました。

治安が安定してきたため、この2年間でおよそ80万人が北部ウガンダの国内避難民キャンプからふるさとへと帰還を果たし、警察も帰還先の治安の回復に努めています。またUNHCRは警察が遠隔地もカバーできるようにサポートしています。

内戦後の空白地域を犯罪者は利用している、とアピエタのヴェントリノ・オクム(Ventoriono Okumu)さんは言います。「悪い奴らが私達の家畜や穀物を盗んだんだ。それもこれも、ここには警察がなかったからさ。そこで地域で集まって、交番が必要だって話になったんだ。」オクムさんは交番建設のための土地提供を申し出ました。警察もウガンダ北部での公務を再開しました。しかし、アピエタのような遠隔地では、基盤となる施設がないという問題があります。

UNHCRはこの問題の解決に向けて尽力し、また帰還者に利益をもたらすべく、草の根レベルでの援助を行うことにしました。また、アピエタのような北部の遠隔地には基盤となる施設がなかったため、UNHCRはドイツの事業実施パートナーに資金援助を行い、交番12棟を地元の土とセメントでできた環境に優しいレンガを使って建設しました。

「治安の維持は、安心した暮らしに直結しています。人々の生活を向上させるために必要だと考えて地元政府に掛け合い、この交番のような具体策をあげたのです。」2009年2月、パデル県の村で行われた交番のオープニング式典でステファノ・セビア(Stefano Severe)UNHCRウガンダ事務所代表は言いました。

交番が建てられたアチョリバ(Acholibur)地域の人々は、劇的な変化が現れたと言います。「交番設置後、犯罪率が目に見えて減りました。UNHCRにとても感謝しています」とアチョリバ地域のリーダーであるバーナード・オンガヤ(Bernard Ongaya)さんは言いました。

過去にもUNHCRは広範囲をパトロールできるよう、ウガンダ北部の警察に自転車を提供しており、2008年には600台以上の自転車を寄贈しました。

原文 : UNHCR supports restoration of law and order in northern Uganda
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年4月14日
日本語訳 : モンテサ絵美(国連UNHCR協会翻訳ボランティア)

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