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南スーダン緊急支援
【第7報:2012年2月15日】UNHCR スーダン難民への緊急支援に、116億円を国際社会に要請
UNHCRは、スーダンのブルーナイル州の内戦により、エチオピアと南スーダンへ避難をした18万5000人にのぼる難民たちへの緊急支援を行うため、1億4500万米ドル(約116億円)の支援を国際社会へ求めています。
2011年の6月以来、南コルドファンとブルーナイル州で起きたスーダン政府軍と北部スーダン人民解放軍の間の内戦により、13万人の人々が難民となり、南スーダンとエチオピアに逃れてきました。UNHCRは、来月にかけて、難民の数は増加すると予測しています。今年に入ってからすでに、あらたに3万人を超える人々が、エチオピアと南スーダンで難民として登録されました。
故郷を追われた多くの人々は、内戦に近い辺境地に避難をしています。南スーダンでは、上ナイル州の難民キャンプで、空襲がありました。UNHCRは、1月6日以来、2万人の人々を危険な地域から安全な場所へ移動させています。ここ数週間で、エチオピアのアソサ地区では、ブルーナイル州で内戦があったことと、農民にとって収穫期が終わったこともあり、多くの人々が安全な地域へと移動しています。2つの難民キャンプの受入能力はすでに限界に達しており、多くの難民たちが、一時的な避難所で新しいキャンプが設営されるのを待っています。
国境近くから人々を安全な地域へ移動させることに加え、UNHCRは、当面の間、人々が最低限の生活が営めるよう緊急援助物資の支給、子どもの保護等、多岐にわたる援助活動を行っています。昨年12月に、UNHCRは南スーダンの難民たちへ、大量のテントやビニールシート、缶詰食品、調理器具といった緊急援助物資を空輸で支給しました。
UNHCRは、今後、新しい難民キャンプの設営や、難民キャンプまでの道路状況の改善、そして、4月の雨季に対応するため、様々な支援をしていく予定です。
今回の国際社会に要請している1億4500万米ドル(約116億円)の緊急支援は、南スーダンとエチオピアにおける、UNHCRが2012年の活動に必要としていた資金2億6900米ドル(215億円)に追加するものです。
詳しくはこちら  UNHCR seeking $145 million in urgent funds for Sudanese exodus (UNHCR本部 Briefing Notes 英語)
ビデオの紹介
スーダンの状況を伝えるビデオ (英語)
このビデオは、内戦に巻き込まれたスーダンのブルーナイル州にある村に住んでいたZeneibの話です。彼女は内戦で4人の兄弟を亡くし、その後、子どもたちとともに、4ヶ月をかけてエチオピアまで逃れてきました。
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10,000円で、体を横たえるマット4枚。
30,000円で、テント2張。 |
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【第6報:2012年2月1日】UNHCR スーダン難民の安全な場所への移動を続ける
南スーダンのユニティ州に移動したスーダン難民
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UNHCRは、1月23日に行なわれた南スーダン・上ナイル州への空爆に対し「市民が住む地域への爆撃は決してあってはならない」と強く非難しました。爆撃時、UNHCRと国際移住機関(IOM)の14台のトラックと約5000人の難民が移動中であり、難民と職員はトラックから離れ避難しなくてはなりませんでした。
空爆後、UNHCRとIOMのスタッフは素早く難民をトラックに集め、1140人を国境から約70キロ離れた安全な場所へと移動しました。
ジラードUNHCR駐南スーダン代表は、難民が避難中に直面する危機を指摘し、「私たちは雨期に入り道が悪くなる前に、不安定な地域から安全な場所に難民を移動させるという時間との戦いを続けています」と強調しました。
詳しくはこちら  UNHCR、南スーダンの難民への空爆を警戒 (UNHCR駐日事務所 Web Stories)
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【第5報:2012年1月18日】UNHCR 深刻な危機に直面する南スーダンへの大規模な人的援助を呼びかけ
南スーダン北東部のドロ難民キャンプに逃れたスーダン難民
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独立から 6 か月を経た南スーダンとスーダンの国境地帯が一触即発の状況となり、スーダンから8万人が南スーダンへ、3万人がエチオピアに逃れています。現地を訪問したグテーレス国連難民高等弁務官は、深刻な危機に直面する南スーダンへの大規模な人的援助を呼びかけ、国際社会の協力なしではこの人的災害への対応は困難であると警告しています。
南スーダンにおいてUNHCRは、スーダンから帰還した36万人とその他の周辺国から帰還した30万人、計66万人の再定住を進める現地政府の活動を支援しています。
詳しくはこちら  グテーレス高等弁務官、南スーダンに向けた支援を要請 (UNHCR駐日事務所 Web Stories)
【フォトギャラリー】
スーダンのブルーナイル州から南スーダンのドロ難民キャンプに逃れてきた少女
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キャンプで仮設の家を建てる男性
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スーダンから避難してきた少年たち
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ドロ難民キャンプに逃れた少女と兄弟たち
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UNHCRの援助物資の支給を待つ母子
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幼い弟を背に、給水所で順番を待つ少年
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【第4報:2011年12月27日】南スーダンのスーダン難民へ救援物資の空輸始まる
輸送機でケニアのナイロビに到着した援助物資。ここからさらに南スーダンの難民へ届けられる
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2011年12月20日、ケニアのナイロビ空港から南スーダンのマラカル空港へ、大規模な空輸が始まりました。ビニールシート、身体を横たえるマット(敷物)、毛布、蚊帳、バケツ、水汲み容器、調理器具セット等の援助物資を、18回にわたって運びます。マラカル空港からは、陸路で難民が避難している地域に運ばれます。さらにここ数週間のうちに、ドバイからもテント1万張りを空輸する予定です。
スーダンと南スーダンの国境周辺で発生している紛争により、スーダンから約6万人が南スーダンのアッパーナイル州とユニティ州に避難しています。UNHCRは、南スーダン内にあった援助物資の配布を進めましたが、備蓄倉庫はすでに空に近く、ナイロビからの補充を待っています。
また、国境沿いにある避難地域は攻撃を受けやすいため、離れた場所への移動を進めています。新しい場所では、食糧、水、医療といった基本的な緊急援助以外にも、学校教育、職業訓練、自立に向けて生活の糧を得るための支援活動等を難民に提供する計画です。
原文はこちら  Massive airlift launched to aid Sudanese refugees in South Sudan
(UNHCR本部 News Stories 英語)
【フォトギャラリー】
南スーダンにある援助物資の支給センターで、長い列を作るスーダン難民
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毛布や蚊帳などの援助物資を受け取ったスーダン難民
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毛布やバケツなどの援助物資を受け取ったスーダン難民
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あらたに到着したスーダン難民の子どもたちの体重を計り健康状態を確認する
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泥水で汲み上げる人々。井戸の掘削が急務
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給水所で長い列を作るスーダン難民
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やっと給水所で水を得たスーダン難民の子どもたち
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久しぶりに口にする清潔な水
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支給されとうもろこしを粉にするスーダン難民の少女
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難民キャンプの炊事。省エネかまどの支給も必要
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【第3報:2011年11月16日】スーダン難民キャンプへの爆撃
一時避難所に逃れてきたスーダン難民
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11月10日に南スーダンのユニティー州の難民キャンプが空爆されたことに対して、UNHCRは大きな懸念を表明しました。最近、混乱が大きくなっているコードファン州のヌバ山から約2万人の難民が逃れてきましたが、11月3日、彼らの一時的な避難場所となっている地域に、数発の爆弾が投下されました。そのうちの2発はイェデ難民キャンプに落とされ、残る1発は学校のすぐそばで爆発しました。今のところ死者は確認されていませんが、UNHCRは現在、周辺地域を含め被害状況の調査を行っています。また、イェデ難民キャンプから新しい場所への人々の移動が、激しい雨のために大変困難な状況です。
UNHCRは、6月から続くスーダンと南スーダンの紛争により、多くの人々がふるさとを追われている事態を大変深刻に受け止めています。先週にはアッパー・ナイル州のニュー・グファ村でも空爆があり、村人に負傷者がでたという報告があります。スーダン中部のダマジンとカームック(第2報参照)地域から約5万5000人がスーダン南部のブルーナイル州に向かったといわれています。スーダン国内で爆撃を受けている人々は、南下して南スーダン国境を越えたり、東に向かってエチオピアとの国境を越えて逃れていると言われています。エチオピアにはすでに3万人のスーダン難民が避難しています。
南スーダンに辿り着いた人々によると、カームック地域の南部に位置する村々には、人々はほとんど残っていないということです。UNHCRは、国境付近にこれらの人々を受け入れるための一時避難所を開設し、1万5000人分の緊急援助物資を準備しました。
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【第2報:2011年11月2日】激化するスーダンでの紛争 続く難民のエチオピアへの流入
スーダンのブルー・ナイル州からエチオピアに辿り着いた兄弟
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10月25日から28日の4日間に2000人以上のスーダン人が隣国エチオピア西部に逃れてきました。ほとんどが女性や子ども、老人で、自分たちの村が飛行機から爆弾が投下されるのを恐れて逃れてきたと言っています。また、別の報告によると、地上戦が始まるから村を離れるようにと、スーダン軍が村人達に警告したと伝えられています。
大半の人々は、バウ、サリ、ディンドゥル地域があるスーダンのブルーナイル州とエチオピアとの国境沿いのカームック周辺から安全を求めてエチオピアにやって来ました。彼らの多くは、自分の村からエチオピア国境沿いまで、3週間ほどかかって歩いてたどり着きました。逃れる前は、安全を求めて、村の周辺の林の中で何週間か身をひそめていたと言います。また、デリングと呼ばれる場所から逃れた人々によると6週間前に武装グループが村の女性や子どもたちを拉致したという報告も受けています。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)はエチオピア政府とともに、増加するスーダンからの難民のために、エチオピア西部にあらたにトンゴ難民キャンプを設立しました。トンゴ難民キャンプは約7000人の難民を受け入れる準備ができており、国境沿いのカームックから約200キロ離れたところにあります。UNHCRでは、今年の9月より約2万8700人の難民がブルーナイル州からエチオピアに逃れてきたと推定しています。UNHCRはエチオピア政府とともに新たなる難民の受け入れに備えて、キャンプの設営を計画しています。
今後もブルー・ナイル州からエチオピアへの避難は続くと予想されています。UNHCRはこれらの緊急事態に対して1000万ドルの緊急支援を国際社会にお願いをしていますが、現状は必要な資金の5%しか集まっていません。エチオピアには今年の初めから多くのソマリア難民も押し寄せており、現在17万4000人のソマリア難民(そのうち9万人は2011年に到着)を受け入れています。
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【第1報:2011年10月13日】スーダンからの難民 エチオピアに到着
ブルー・ナイル州からエチオピア西部へ逃れてきたスーダン難民
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2011年、エチオピア政府とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、増加するスーダンからの難民のために、エチオピア西部にあらたに難民キャンプを設立しました。トンゴ難民キャンプは受け入れ能力が3000人です。
【背景】1969年よりスーダンからの難民がエチオピアのガンベラ地域に避難をしていましたが、その傾向は1983年、1987年、そして1990年代に強くなり、エチオピア西部にはスーダン難民のために5つの難民キャンプが設営されました。しかし2005年の包括的平和合意によりエチオピア政府とUNHCRは、3万6000人の難民の自主帰還を支援してきました。その結果2011年の8月末には2つの難民キャンプに2万7000人のスーダン難民が残るのみとなりました。しかしながら、今年9月に勃発したスーダン軍とSPLM(スーダン人民解放軍)との争いにより、現在あらたに2万7500人のスーダン難民がエチオピアに逃れています。
【現状】現在5万4000人のスーダン難民や庇護申請者がエチオピアに逃れており、3万2000人が3つの難民キャンプに身を寄せています。その多くはスーダンのブルー・ナイル州から逃れてきています。9月の軍の衝突時に避難してきた人々は、主に子どもや女性、お年寄りでしたが、ここ数週間は家畜を連れた男性も避難してきています。これは、紛争が激化し、男性が自分の村に残って家畜や財産を守ることさえ困難になってきていることを示しています。
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