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アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官、スーダン難民の帰還に喜びを表明

隣国ウガンダからのUNHCR輸送隊で帰還する人々と合流したグテーレス難民高等弁務官「今後の生活も楽観視はできない」−このように注意を促しながらも、アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は6月18日、数年にわたって隣国ウガンダに避難していた約160人以上の難民たちが南スーダンへ帰還するのに同行しました。国連難民高等弁務官は「世界難民の日」関連のミッションでアフリカを3日間訪問しており、南スーダンへの帰還民について「混乱の続く地域における、数少ない希望の光である」と語りました。「長年にわたる亡命の末に故郷へ戻る皆さんとご一緒できるのは、大変光栄なことです。南スーダンの人々は甚大な痛みを被りましたが、ようやく平和が訪れました。これは最も重要なことであり、平和の下でこそすべてが可能になります」。

国連難民高等弁務官は、約161人の帰還民を乗せてウガンダ北部のモヨ(Moyo)を発ったUNHCR輸送隊と合流しました。帰還民とともにトラックに乗り込み、険しい道のりを超え約2時間後にKANGAIに到着し、地元の人々による歓迎をうけました。帰還民はそこで救急用品と非常食を受け取り、地雷とエイズ予防に関する講習を受けました。

その後、国連難民高等弁務官は中央エクアトリア州にあるカジョケジ(Kajo Keji)近郊の村に戻る家族に同行しました。彼らは1987年に南スーダンを逃れましたが、今回4人の子どもと一緒に帰還し、一家は親戚はじめ地元の人々に迎えられました。トウモロコシやピーナッツの畑に沿った小道から見下ろせる、青々と茂る緑の谷間。このような美しい環境に囲まれながらも、20年以上ものあいだ戦争によって荒らされた地域に戻った人々の生活には困難が待ち受けています。

「生活は決して楽ではなく、多くの苦難に遭うこともあるだろう」と、国連難民高等弁務官は、2005年12月以降避難先から南スーダンに帰還した人々15万5000人に伝えました。

「あなたたちが故郷の家に戻ると、子どもたちへの教育、家族の健康管理、農業のための土地やその他の支援が必要になるでしょう。これらは国際社会からの強いサポートがあってこそ叶えられるものです」。また何十万人にも及ぶ帰還民が安心して過ごせるためにも、国際社会との団結が早急に求められることを付け加えました。

原文 : World Refugee Day: Guterres lauds Sudan repatriation as a bright spot in the region
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年6月19日
日本語訳 : 萩原佳南子、田中千香子(国連UNHCR協会翻訳ボランティア)

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