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UNHCR、ソマリアでの新たな暴力行為を懸念
2011年10月4日、UNHCRはソマリア南部で暴力行為が深刻化している事態を大変懸念していることを伝えました。反対派武装グループ間の新たな衝突により、すでに深刻な人道的状況はさらに悪化しています。
「UNHCRはソマリアの全ての武装グループや軍に対し、民間人居住地域への攻撃は避け、民間人が被害を受けることのないように強く要請しました」とエイドリアン・エドワード(Adrian Edwards)UNHCR広報官はジュネーブでジャーナリストたちに語りました。
「未確認情報ではありますが、死亡者や多数の負傷者に関する第一報を受けました。UNHCRはソマリアとケニアの国境近くの町、ドブレイ(Dobley)周辺での戦闘や状況の悪化を心配しています。ドブレイはソマリア人がダダーブ難民キャンプに向かう途中の大きな中継地点です。」
また、ソマリアの首都モガディシュからの報告として、爆弾を搭載したトラックが政府機関の近くで爆発し、少なくとも65人が亡くなったことを伝えました。これはアル・シャバブ(Al-Shabaab)が8月にモガディシュから撤退して以来、最大の攻撃です。
ドブレイを通って避難する際に、戦闘に巻き込まれる可能性のあるソマリア難民の健康と安全をUNHCRでは特に心配しているとエドワードUNHCR広報官は語りました。「ソマリア国内の人口移動をトラッキングしている事業実施パートナーによると、一日に約65世帯がドブレイを通ってダダーブ難民キャンプに向かっていると報告されています。」
「多くの人がソマリアのディフ(Diif)など別の地域を通るルートを選択しています。1日平均、ソマリア難民1000人がダダーブ難民キャンプに新たに到着しており、ダダーブには現在45万6000人以上の難民が身を寄せています」と付け加えました。
UNHCRではドブレイから逃げてきた人々の数をまだ確認できていませんが、新たに避難してきた人は多いと考えています。地元民に加え、ドブレイはソマリア南部の国内避難民や周辺地域から逃れてきた農民たちが一時的に身を寄せる場所となっています。
絶え間ない戦闘、人権侵害、深刻な干ばつや飢饉のために2011年初めから10月までに30万人以上のソマリア人が故郷を離れなければなりませんでした。この内の3分の2にあたる人々が、6月からの過去4カ月間に避難しています。多くの人がソマリア国内で亡くなりました。避難所に向かう途中や到着してすぐに、飢えや厳しい長旅、病気によって弱り亡くなった人々もいます。
現在起きている暴力行為が起きる前に、いくつかの援助団体がドブレイで支援を実施していました。
その間、多くのソマリア人がケニア国境の町リボイ(Liboi)に到着しました。リボイでは難民が約80キロ離れたダダーブ難民キャンプへ移送されるのを待っています。高まる緊張と国境付近の治安が危険なため、ここ数日、支援機関はリボイへは行くことができていません。「国境からダダーブ難民キャンプへ、弱く疲れ果てたソマリア難民の移送を一刻も早く再開できることを願っています」とエドワードUNHCR広報官は言いました。
原文 : UNHCR concerned about fresh violence in Somalia
ソース : News Stories
日付 : 2011年10月4日
日本語訳:園田あや、安田万里(国連UNHCR協会ボランティア)
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