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紛争で行き場をなくし、離れ離れになるソマリアの家族
ソマリアの首都モガディシュにおける政府軍と反政府軍の間で起こった銃撃戦後の混乱の中、マリアン・アブドウ(Maryan Abdow)さんは子ども8人のうち、6歳の娘以外の7人の子どもたちをまだ見つけることができません。紛争がさらに激しくなる恐れがあったので、母娘は家を捨て30キロ離れた比較的安全なアフグーィ(Afgooye)へと1ヶ月前に避難してきました。
現在はモガディシュの戦闘から逃げてきた他の10家族と生活を共にしています。「3人の息子と4人の娘はまだ見つかっていません」とマリアンさんは涙ながらに話してくれました。
マリアンさんの話は特別なものではありません。2009年5月以降、政府軍とアル・シャバーブ(Al Shabaab)の間で起こったソマリア首都での戦闘のため、24万7000人が避難を強いられました。UNHCRは、そのうち6万1500人がアフグーィへ避難したと考えています。多くの人がケニアの国境を越え、またアデン湾を横断してイエメンへ渡るために密航業者にお金を払った人々は何千人にものぼります。
「状況は悪化しています。ますます多くの人々が、モガディシュからの避難を余儀なくされ、耐えがたい状況に直面しています」とファティマ・モハメッド(Fatima Mohammed)UNHCRシニア・プロテクション・オフィサーは言います。「支援を必要としている家族に緊急シェルターと支援物資を支給できるように最善を尽くしていますが、治安悪化のため助けを必要とするすべての人々にまでは届けることができないのです」。UNHCRはすでに地元のパートナーを通してマリアンさんが現在身を寄せている地区の約3万人を含む8万人以上の人々に支援物資を配りました。
同じく人道支援に頼っている、39際の女性サディブ・フセイン・ハリ(Sadiyo Hussein Haji)さんは、年老いた母、6人の子どもたちとともに、戦闘の悪化を受けて6月中旬にモガディシュからの避難を強いられました。「母は病気なので絶え間ない銃声に耐えられませでした。子どもたちも夜眠るのが困難でした。」
武力衝突により、彼女の夫と14歳の娘、16歳の息子は行方不明になりました。「彼らの帰りを待って5日間家に残っていました」とサディブさんは言いました。それから彼女らはセーラシャ(Ceelasha)国内避難民居住区に向けて出発しました。バス代を払うお金がなかったので家族は2日間歩きました。到着しても住む場所を借りたり、食べ物を買ったりするお金がありませんでした。「私たちは食べていくために物乞いするまでに落ちぶれました。母は病気なので小さいシェルター(仮設住居)を与えられました」。家族は最近新しく建設された国内避難民キャンプに再び移りました。
「国際NGOと地元NGOに食べ物、シェルター、医療設備を援助してくれるようお願いしています」とサディブさんは訴えます。
ソマリアには推定で130万人の国内避難民がおり、50万人以上のソマリア難民が周辺国に避難しています。UNHCRはケニア、エチオピア、イエメン、ウガンダ、エリトリア、タンザニア、ジブチのソマリア難民を援助しています。UNHCRはシェルターや支援物資の支給、自立を促す「ライブリーフッド・プロジェクト」を実施することにより、国内避難民の中でも特別な配慮を必要とする人々を支援しています。
原文 : Displaced by conflict, families in Somali often left divided
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年8月13日
日本語訳 : 園田あや、安田万里(国連UNHCR協会)
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