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UNHCR、ソマリア・プントランド地方の女性の地位向上のための支援を開始

ガルカイヨのワークショップ受講生達「今日学んだことを明日、次の世代に教えよう」「戦争は邪悪の父」などと書かれたスローガンが掲げられた教室で、鮮やかな色のスカーフを被った十数人の女生徒が、熱心に授業を受けています。

ソマリア北部のプントランド(Puntland)からガルカイヨ(Galkayo)へやって来たこの女性達は、NGOを効果的かつ効率的に運営する方法を3ヶ月の講座で学んでいます。

ます。

ストリートチルドレンを支援する小規模のNGOを運営している36歳のファヒア(Farhia)さんは、紛争が続き、母親が女手一つで子どもを養うことが多い国では、女性の地位向上が何よりも大切であると語っています。「私は教師の資格があったお陰で、7人の娘全員が学校に通えています。子ども達にはもっと楽な暮らしをしてほしいのです」と、夫に離婚された9人の子どもの母であるファヒアさんは言います。

アデン(Aden)さん自身も女の子のための初等・中等教育を行うNGOを運営しています。昔はソマリアの女の子は勉強するように奨励されていたそうなのですが、長年にわたる戦争により、今では女の子たちが聞かれることといえば、なぜまだ結婚しないのかという質問ばかりになってしまった、と嘆いています。

「母親たちは離婚率が高いという現実にも関わらず、娘たちが早く夫を見つければそれで幸せになれるのだ、と信じてしまっています。しかし、女性がまともな職に就けるだけの技術を身につけなければ、一人で子育てもできずに都市の片隅の悲惨な場所で暮らす羽目になってしまうのです」と続けました。

GECPOでは、1日の半分の時間を勉学に充て、残りを仕事に行けるようにして、女生徒達が現実的に学校生活を続けることができるよう配慮しています。また、女性や子供たちに対する暴力や、HIV/エイズについての知識、平和構築や女性器切除の風習に関する問題などについて教えています。この女性器切除の風習によって地域で小さな女の子が亡くなった時には、これがどんなに残酷な習慣であるかを生徒に教えていますが、生徒たちの多くはすでにこの儀式を済ませているのが現実です。

講座終了後に参加者が昼食に集まったとき、受講生たちは「このおいしそうな食事を目の前にしても、この国ではたくさんの人が餓えていることを思うと、あまり嬉しいとは感じられなかったわ」「でもここで学んだ知識を生かせば、自分もそれを解決する手伝いができそうだと、気持ちが軽くなったのよ」と楽しそうに話していました。

ガルカイヨは、ソマリア・プントランド地方の大都市のひとつで、現在約5万人の国内避難民が避難しています

原文 : UNHCR helps women raise their voice in Somalia’s Puntland
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2007年10月15日
日本語訳 : 安田万里、園田あや(国連UNHCR協会翻訳ボランティア)

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