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数千人がモガディシュより再避難
UNHCRソマリア、モガディシュ(2007年7月20日)発:
ソマリアの首都モガディシュでは大規模な武力衝突が頻繁に起きており、住民はその都度避難と帰還を繰り返しています。UNHCR等がまとめた統計によると、7月中旬の一週間だけで約1万人が首都を避難しました。今や帰還民よりも避難民の数が上回っています。7月14日に国民和解会議(the National Reconciliation Congress)が開幕しましたが、その後会議場を狙った攻撃が相次ぎ、会議は数日間の中断を余儀なくされました。その攻撃で、子どもを含む罪のない一般大衆が負傷・死亡し、避難民が加速度的に増えることとなりました。
「この街では誰かが殺されない日が一日もありません」と、モガディシュの住民はUNHCRの職員に言いました。「危険なので商売をやめなければなりませんでした。私たちの多くは市場で働いていていますが、そこはきわめて危険になりました。爆弾が毎日のように爆発しているのですから」。UNHCRの現地協力団体のスタッフが報告するように、人々は強いストレスに苦しんでいます。「いつなんどき、悲劇があなたにふりかかるかもしれないのです」と彼は説明します。「夜でさえ小休止はありません。外出禁止令にもかかわらず、爆発音や自動小銃が鳴り響く音が聞こえるのです」。
モガディシュの近郊に住む人々は、これ以上の首都からの流出者の増加に対応するのは困難だと懸念しています。「3月と4月に首都から避難してきた人だけで、われわれの地域はすでに人口過密となっているのです」と、ミドル・シャベル(Middle Shabelle)の村に住むお年寄りがUNHCRの現地協力団体に話しました。彼は、子どもや老人が飢餓や病気で亡くなっており、最悪の事態は、汚染された水の使用により病気が広まったことであると説明しています。「住むところをなくしてここに身を寄せている家族は、貧しい我々にさらに負担をかけています。我々は彼らを泊める余裕などないのです」と付け加えました。
貧困のために交通費が払えず、モガディシュから避難することさえできない家族もいます。そのうちの3000人は、16年も住んだ公営住宅から当局により強制退去させられ、市内で住む場所をなくしてしまった人々です。「残っている住居はすでにいっぱいで、他に安全な公共の場所がないために、彼らはホームレス化してさまようしかないのです」と、UNHCRの現地協力団体は報告しています。
国連は暫定連邦政府(TFG)に対し、強制退去を中断し、家のない人々に基本的なサービスや代替案を提供するよう要請しました。6月にはUNHCRは、ドバイに備蓄している救助物資をモガディシュに空輸しました。物資は毛布、ビニールシート、燃料などを入れる缶、台所用品などを含み、街の最も弱い立場の人々に配られる予定となっています。
原文 : Renewed violence in Mogadishu sets thousands on the road once more
ソース : UNHCR本部ウェブサイト > NEWS > UNHCR Briefing Notes
日付 : 2007年7月20日
日本語訳 : 園田あや、安田万里(日本UNHCR協会翻訳ボランティア)





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