






















|
 |

HOME > UNHCRの難民援助活動 > コンゴ民主共和国:避難民の現状報告
コンゴ民主共和国:避難民の現状報告
これは、アンドリュー・マヘシク(Andrej Mahecic)UNHCR報道官が2009年8月28日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。
ウガンダの反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」により、コンゴ民主共和国東部では大規模な破壊活動と避難状況が続いています。このため、オリエンタル州オー・ウエレ地方では2009年8月7日以降だけでも、12万5000人以上がふるさとの村を追われました。
2008年9月以降、オリエンタル州ではLRAの破壊的な攻撃で54万人ものコンゴ人が避難を強いられています。
LRAは、広範囲にわたる民間人の殺害や誘拐、女性へのレイプを行い、8月7日からの3週間だけでオリエンタル州で1270人を殺害し、子ども655人を拉致したとされています。また、数百の家々を破壊し、保健所や学校、その他公共施設で略奪行為を行いました。
UNHCRや他の人道支援機関は、毛布や調理器具、水汲み容器、蚊帳、寝袋、石鹸から成る支援キットをオー・ウエレ地方の首都ドゥング(Dungu)の北西にある村々ンギリマ(Ngilima)やカピリ(Kapili)の国内避難民1万1000人に配布しました。
しかし、治安が悪く通行不能な道路事情により、支援機関による大多数の避難民へのアクセスと支援が妨げられています。また、国内避難民の数が増加するにつれ、避難民と限界に達した受け入れ先の住民との間で、わずかな資源を争う衝突が勃発しています。受け入れ先の中には、LRAがオー・ウエレ地区での攻撃を開始した2008年9月より避難民を受け入れてきた住民もいます。
なおLRAにより、およそ8000人のコンゴ人が近隣諸国の南部スーダンと中央アフリカ共和国(CAR)への避難を余儀なくされました。そのうち約6500人が南部スーダンの西エクアトリア州 (Equatoria)にいます。ここでは2009年8月14日以降に発生したLRAのエゾ(Ezo)への攻撃により、国連職員が立ち退きを強いられました。
CARのコンゴ難民は、コンゴ民主共和国とスーダン双方と国境を接するCAR東部ムボキ(Mboki)とオボ(Obo)に向かいました。UNHCRは今週、LRAによる襲撃で被害を受けてCARに避難する難民や国内避難民を調査・支援するため、バングイ(Bangui)からムボキへチームを派遣し、新たに到着したコンゴ難民846人の登録・支援提供が行われました。同様の活動がオボでも実施されています。UNHCRは既に地元医療施設への医療用品一式に加え、配給食糧3月分や支援物質、農業器具を難民へ提供しています。
原文 : DRC displacement update
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2009年8月28日
日本語訳 : 浜本妙子、松浦亜矢(国連UNHCR協会ボランティア)
|
 |