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UNHCR、コンゴ民主共和国東部の一般市民に対する残虐行為に懸念
これは、アンドリュー・パーヴィスUNHCR報道官が2009年5月22日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。
UNHCRは、コンゴ民主共和国の北キブ州と南キブ州において反乱軍・政府軍双方による、一般市民に対する残虐行為や虐待の報告が増えていることに深く憂慮しています。両軍の行為により、当該地域の多くの住民が避難を強いられています。攻撃や報復は主にルワンダ解放民主軍(FDLR)によるものとされてきましたが、コンゴ民主共和国軍(FARDC)によるものも徐々に増えています。
2009年5月8日には、南キブ州ブカブ(Bukavu)の北西約80キロのところにあるエキンギ(Ekingi)村と北キブ州のワリカレ(Walikale)で、FDLRによるものと見られる攻撃が行われ、60人以上の人々が殺害され、700棟以上の家が焼かれました。市民に対する暴力行為の再開によって村はパニックに陥り、多くの人々が村を離れ、20キロほど北に位置するホンボ(Hombo)への避難を余儀なくされました。
2009年1月以降、北キブ州と南キブ州におけるFDLRによる度重なる攻撃で、37万人以上の人々が家を追われ、森や他の場所に避難しています。
南キブ州において緊張は高まっており、ルワンダのフツ族ゲリラを無力化することを目的とした、FDLRに対するFARDCの軍事活動は増えています。北キブ州で進行している軍事活動により、3万人の人々が南キブ州のカヘレ(Kahele)やシャブンダ(Shabunda)への避難を強いられています。
一般市民への嫌がらせ、人権侵害、レイプ、脅迫がコンゴ民主共和国東部の地元住民によって日常的に報告されています。市民は武装グループの脅威に常にさらされて生活しています。彼らは組織的な略奪行為、レイプ、焼き討ちを行い、また穀物や配給を没収します。強制労働と同じように強盗もまた当たり前のこととなっています。
UNHCRはコンゴ民主共和国政府に対し、市民の保護及びFARDCや国家警察、またFDLRのような武装反乱軍による犯罪が処罰を受けずにまかり通るような状態を終わらせることを、国際社会とともに緊急に訴えます。
UNHCRは、南キブ州で最も被害を受けかつアクセス可能な地域で活動を行っている事業実施パートナーと協力して保護活動を続けます。人道支援者の安全に関わる事件も増えています。また、計画されているいくつかの援助活動は受益者を危険にさらすことを避けるため保留されています。
原文 : UNHCR concerned about atrocities against civilians in the eastern DRC
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2009年5月22日
日本語訳 : 松浦亜矢(国連UNHCR協会ボランティア)
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