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UNHCR、ウガンダ北部で脆弱な立場にある人々のシェルター建設をサポート
2年前の2007年、ジェニファー・ラマロ(Jennifer Lamaro)さんの人生は一変しました。子供たちのためにマンゴーを取ろうと登った木の上から落下し、下半身に麻痺が残ったのです。「この怪我で夫は私と別れました。それ以来、夫には一度も会っていません」と29歳の彼女は言いました。
しかし現在、障害者などの特別な配慮を必要とする人々に希望が見えてきました。UNHCRのシェルター・プログラムです。2008年、UNHCRはウガンダ北部のグル県(Gulu)、アムル県(Amuru)、キトゥグム県(Kitgum)、パデル県(Pader)にシェルター2036棟を建設し、2009年もさらに建設を予定しています。このプログラムは、20年近く続いたウガンダ政府軍と神の抵抗軍(LRA)との紛争で難民となった人々の中でも、脆弱な立場にある人々全員が対象です。
治安の安定に伴い、2006年より何万人もの国内避難民が、1987年よりものの抜け殻となったふるさとの村へと帰還していますが、多くの障害者や病人、また高齢者が避難民キャンプを離れることができずにいます。
「(避難民キャンプにいる)脆弱な立場にある人々の大多数が、ふるさとへの帰還を希望しています。しかしながら、その多くが自分たちで家を建てることができないため、避難民キャンプから離れることができないのです」とUNHCRグル・サブオフィスのミカエル・ラスムッセン(Mikael Rasmussen)アソシエイト・プロテクション・オフィサーは言います。「このため、UNHCRと事業実施パートナーは最も支援を必要としている人々をサポートすることにしました」。車いす生活のラマロさんのような人々のために、地元のコミュニティと共同で新たに家を建てることにしたのです。
「見ての通り、私が家作りのためにできることはほとんどないわ。屋根の材料となる葉を刈り取ることもできないし」とUNHCRの職員にラマロさんは言いました。「もしこの支援がなかったら、未だに避難民キャンプにいたでしょう」と彼女は付け加えました。ミカエル・ラスムッセン職員は、「ラマロさんや他のシェルター・プログラムの対象者は、家族や親戚を含めた地域住民のサポートを得られるでしょう」と言います。
2008年、UNHCRは特別な配慮が必要な人々の人数を把握するため、ウガンダ北部の主要な避難民キャンプで調査を実施しました。この調査で、グル県に3467人、キトゥグム県に2645人、そしてパデル県に8500人以上いることがわかりました。そのほとんどがふるさとへの帰還を希望しています。
20年続く内戦で、およそ200万人がふるさとを追われました。2006年、スーダンで始まった和平交渉により約80万人が避難民キャンプを離れふるさとへと帰還しています。2008年末時点で、約42万人が避難民キャンプで生活しています。
原文 : UNHCR supports the vulnerable with shelter in northern Uganda
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2009年2月20日
日本語訳 : モンテサ絵美(国連UNHCR協会ボランティア)
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