






















|
 |

HOME > UNHCRの難民援助活動 > 約1万3000人のコンゴ人、ルチュルの戦闘をかいくぐってウガンダへ避難
約1万3000人のコンゴ人、ルチュルの戦闘をかいくぐってウガンダへ避難
コンゴ・北キブ州の村々で起こった戦闘と武装勢力による攻撃から逃れるため、11月25日からの2日間で多くのコンゴ人がウガンダへと避難し、その数はなお増え続けています。
ウガンダ南西部の国境沿いの町、コンゴ・イシャシャ(Ishasha)のUNHCRスタッフによると、11月25日の午後から27日までで、約1万3000人(うち27日の一日だけで約1万人が避難)ものコンゴ人がコンゴ東部のルチュルから国境を越えてウガンダへ避難してきたと報告されています。
コンゴ民主共和国のルチュルの武力衝突から逃れるため、ウガンダへと避難するコンゴ難民の数は、8月以降2万7000人となりました。8月からの政府軍と反政府勢力の戦闘で、ルチュル全体で25万人もの人々が家を追われています。
イシャシャにおけるUNCHR緊急援助チームのメンバー4人は、東へ350キロ離れたところにある、安全なナキバレ(Nakivale)難民居住地に難民を移送するための手配を行っています。
「避難してくる難民の数は増え続けています。さらに多くの難民を国境付近から安全な場所へ直ちに移送する必要があります」と、高嶋由美子UNHCR緊急援助チーム・リーダーは言いました。
27日の朝には約1000人を乗せた9台のバスと1台のトラックがナキバレ難民居住地に向けて出発しました。UNHCRでは、28日にも何千人もの難民を、可能であれば移動させる予定です。
イシャシャに新たに到着した難民の多くが、ナキバレ難民居住地への移動をウガンダ当局とUNHCRに要請しました。イシャシャよりも南の地域に避難してきた難民は、イシャシャに到着した人たちとは違い、ふるさとに近いという理由から地元のコミュニティで避難生活を続けることを選択しています。
今回の新たな難民の発生はゴマの州都である北キブ市から北に70キロ離れたルチュル付近での戦闘によるものと伝えられています。難民たちはルチュル、カフェグル(Kafeguru)村、キセグル(Kiseguru)村、キワンガ(Kiwanga)村、キニャンドンゲ(Kinyandonge)村から避難しています。
「村に住んでいた全員が殺されました。若者は連れ去られ、その他の者たちは皆殺されました。私と妻がなんとか逃げてこられたのは奇跡です」と、キワンガ村から国境まで60キロも歩いて避難してきた25歳のダウディ(Daudi)さんは言いました。「しかしながら、逃亡の混乱の中、2人の子どものうち1人が家族と離れてしまい、その子がまだ生きているのかどうかもわかりません」。
20歳のジーン(Jean)さんは3日間歩き続け、27日にウガンダに到着しました。「反政府勢力により私の村が襲撃されました。彼らは女性たちを皆殺しにしました。妊娠している女性までもです」と言い、こう加えました。「私はとても疲れています。ただ安心したい」と。
ウガンダに避難する難民の数は、現在の難民流入によるコンゴ難民5万人を含め、15万人となりました。コンゴ民主共和国以外では、エチオピア、エリトリア、ケニア、ルワンダ、ソマリア、スーダンなどの国々から避難している人々をウガンダは受入れています。
原文 : Some 13,000 Congolese flee to Uganda as violence flares in Rutshuru
ソース : UNHCR News Stories
日付 : 2008年11月28日
日本語訳 : 松浦亜矢(国連UNHCR協会ボランティア)
|
 |