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北キブ州の情勢悪化によるコンゴ避難民の急増
コンゴ民主共和国東部の国境地帯で再び緊張と恐怖が高まるにつれ、人々は北キブ州から再避難しました。
ペトロニラ・ニシヤ(Petronilla Nsiya)さんは、武装した男たちが彼女の住む地域にやってきて、隣人の手を縛って連れ出し、木に縛りつけ、虐殺するのを恐怖におびえながら目撃しました。その人の妻も腹部を銃で撃たれました。
「隣人に対する彼らの仕打ちを見たとき、逃げざるをえませんでした。遠くでは銃声が響いていました。私は子供をつれ、生き延びるために走りました。」 4人の子供の母親であるニシヤさんはこのように話しました。彼女はここ10ヶ月の間に4回も住む場所を追われています。
その他数千人にのぼるコンゴ市民が、高まる緊張状態や北キブ州の自分たちの村々への攻撃から避難しており、その数はさらに増加する恐れがあります。
ニシヤさんのように、自分たちの村に攻撃を受けて避難した人々もいますが、近隣で戦闘があったという知らせを受けて避難した人々もいます。2007年8月27日、ムシャケで政府軍が攻撃されたという知らせは地域一帯をパニックに陥れ、恐怖に怯えた村人たちは身の安全のために逃げ出しました。ある女性は次のように話しました。「銃撃の音を聞いたら、財産のことなんて考えないわ。子供たちを連れて走りだすだけよ。家のドアの鍵すら閉めないわ。」
国内避難民はほとんどの財産を失っています。彼らの牛や、山羊、穀物は、北キブ州の多くの村を襲った兵士たちによってすでに盗まれてしまいました。「夜、人々は茂みの中で寝ています。家の中で兵士に見つかったら、殺されるからです。兵士へ提供できるものが何もない場合にはなおさらです。」
ある国内避難民キャンプでは、ギザギザに尖った溶岩石の上に脆い掘っ立て小屋が建てられ、それを覆う緑色のビニルシートが一面に広がっています。ここの避難民たちもまた、武装グループに関する同様の悲惨な体験についてこう語ってくれました。「武装した兵士たちが私たちを襲い、食料を奪いました。食料もお金も家畜さえも持っていなければ殺されます。昨年、私たちが避難した際、彼らは私たちの家を焼きました。私たちの家はもうありません。故郷にはもう何も残っていないのです。」
国連は治安が悪化する北キブ州で、2006年12月以降18万人以上のコンゴ人たちが故郷を追われたと考えています。多くの避難民は受け入れ家族と住んでいますが、そのような形での受け入れは飽和状態にあり、特別地区の避難所を探さなければならない人々が増加しています。それに伴い、UNHCRは、避難民たちが自らキャンプの日常的な運営に携わっていけるようトレーニングを行なっています。
原文 : Rising tensions in North Kivu push more Congolese from their homes
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2007年9月3日
日本語訳 : 影山花恵(国連UNHCR協会ボランティア)
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