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コンゴ民主共和国、急増する避難と残虐行為に深まる危惧

2007年7月13日、コンゴ民主共和国東部の北キブ州でUNHCRはユニセフと共同で、1万人以上のBuganga地域の国内避難民に対して援助物資の配給を行いました。

北キブ州は2007年1月以降16万3000人の人々が新たに国内避難民となったことで、州全体の避難民の数は65万人に達し、過去3年間で最悪な避難状況になっています。

UNHCRは、コンゴ民主共和国東部で残虐行為とそれに伴う人々の避難が急増していることに危惧を深めています。緊張の高まりと軍事力の増強に伴い、事態は人道主義及び人権に大惨事をもたらす危険性を有しています。UNHCRは反政府組織、民兵組織、政府軍による新たな軍事活動によって、一般市民がより大きな被害を被る結果になることを懸念しています。

13日に援助物資(毛布、食器類、水を保存する容器、石鹸)の配給を受けた国内避難民は、2007年5月に起こった混成部隊と民兵組織との戦闘から逃れてきた人々であり、現在は受け入れ家族と暮らしています。しかし、このような受け入れ家族方式は限界に近づきつつあります。その結果、避難民キャンプの数は9つに増加し、地域における軍事化の進行とともに、人々が以前よりも病気や暴力にさらされる状況となっています。UNHCRは避難民キャンプの生活環境の改善を支援するため、北キブ州にキャンプ管理チームを配置しました。

一方で、治安情勢の悪化によって、人道支援団体がこれらの避難民キャンプに近づくことが難しくなっています。UNHCRの監視団は避難地域を定期的に訪問し、必需品の把握や人権侵害の記録を行なっています。また、Kisharu地域では事態が急速に悪化しており、近日中に同地域の避難民キャンプへの訪問が予定されています。さらに、避難民が物理的に保護を必要とする場所には、機動力のあるチームを派遣するよう国連の平和維持軍との連携がとられています。

UNHCRは北キブ州の全ての武装勢力に対し、一般市民に対する攻撃と放火、略奪、レイプといった残虐行為をすぐに止めるよう強く要請しています。

原文 : DR Congo: UNHCR increasingly concerned by spiralling displacement and atrocities
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2007年7月13日
日本語訳 : 影山花恵(日本UNHCR協会ボランティア)



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