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コンゴ民主共和国/今井飛鳥 緊急報告
現在、内戦が悪化したコンゴ民主共和国東部の国内避難民の支援活動に現地で携わる、UNHCRゴマ事務所の今井飛鳥フィールド・オフィサーからレポートが届きました。
10月26日に北キブ州の州都ゴマより北に40km 離れた地域で反政府勢力と政府軍の戦闘が激化し、6万5000人あまりの人々がキバティ(Kibati)にある避難民キャンプやその周辺地域へと避難しています。キバティはゴマから15km程離れています。キバティ周辺地域での治安の悪化や、ゴマ周辺地域での無差別発砲のため、国連職員はこの2週間の間で3晩も緊急避難用の集結地点に集まって過ごさなければなりませんでした。
反政府勢力による停戦宣言を受け、UNHCRでは新たにキバティに避難してきた国内避難民に、水汲み容器や伝染病を防ぐための石鹸の支給を直ちに開始しました。またUNHCRでは移動式倉庫を組み立てましたが、そのうちの5つはシェルターのない国内避難民が一時的に身を寄せるために、国連世界食糧計画(WFP)から借り入れたものです。これは、身寄りのない子どもたちや身体の弱いお年寄りなど、弱い立場にある人々を支援する国内避難民のコミュニティと共同で実施され、また地方自治体やパートナー関係にある他のNGOとも連携しています。
避難民のニーズはとても多く、現場におけるロジスティック(後方支援)はいっそう難しいものとなっています。2002年のニーラゴンゴ山の噴火でキバティ地域には溶岩が流れ込んだため、井戸の設営や地面に穴を掘ってトイレを作ることはできません。その結果、UNHCRの事業実施パートナーはゴマから水を運ばなければならず、トイレ設営のための穴掘りに1週間から2週間ほどかかります。また兵士により性的暴力を受けた人もいると考えられますが、避難する際に受けたショックをケアするカウンセリングや治療を必要とする、特に女性や子どもたちの国内避難民が多くいることが予想されます。
UNHCRのサブ・オフィスでキャンプに避難した人々に寄り添って働くフィールド・オフィサーとして、コンゴ民主共和国で避難生活を続ける人々に対し、より多くの方々からご関心をお寄せいただけましたら嬉しく思います。国内避難民の様子に関して、現場から定期的に情報を送らせていただきます。
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