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チャドの治安情勢に関する懸念

これは、ロン・レッドモンドUNHCR報道官が2009年5月8日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。

コウコウ・アンガラナ(Koukou Angarana)地域で、5月初めにチャド政府軍と反政府軍の紛争が勃発しました。この地域には、ダルフール難民2万2000人が避難するゴズ・アメル(Goz Amer)難民キャンプがあり、また6万人の国内避難民(IDPs)が保護されています。また、5月7日にもチャド東部の中心地であるアベチェから南方100キロの地点にあるアム・ダム(Am dam)地域でも、新たな紛争が起こったと伝えられています。UNHCRはチャド東部で支援活動を続けていますが、難民・国内避難民が避難する地域での武力衝突による治安状況の悪化が懸念されています。

5月6日、UNHCRは職員18名をコウコウ地域から50キロ離れたゴズ・ベイダ(Goz Beida)へ避難させました。職員2名はコウコウに留まり、ゴズ・アメル難民キャンプ及び避難民が暮らす地区での必要最低限の生活支援を続けています。一時的な活動の制限を余儀なくされ、UNHCRはコウコウ地域での支援活動がすぐにも再開できることを願っています。他の援助機関も同様に予防措置として職員をコウコウから避難させました。

現在UNHCRとパートナーである人道援助機関は、 スーダンとの国境沿いに設置された12の難民キャンプで避難生活を続けるダルフール難民25万2000人を保護しています。また、同地域にはチャドの国内避難民16万6000人も避難しています。チャド南部においては、中央アフリカ共和国から流出した難民7万600人を6つの難民キャンプで保護し、支援活動を続けています。

原文 : Security Concerns in Chad
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2009年5月8日
日本語訳 : 高山くみ子・依光映子(国連UNHCR協会ボランティア)

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