





















|
 |

HOME > UNHCRの難民援助活動 > スーダン難民、第三国定住のためイラクを発つ
スーダン難民、第三国定住のためイラクを発つ
これは、ロン・レッドモンドUNHCR報道官が2008年12月16日にジュネーブの国連欧州本部で行った発表の要約です。
イラクの砂漠に作られた仮設難民キャンプでの生活を2005年から余儀なくされていたスーダン難民(その多くはダルフールからの難民)97人が、UNHCRスタッフ同行のもと、ヨルダンのアンマン経由で12月16日の夕方、ルーマニアへと旅立つこととなりました。ルーマニアではティミショアラ(Timisoara)にある緊急一時滞在センターにしばらく身を寄せ、第三国定住手続きの完了を待つことになります。来月にはさらにスーダン難民42人がイラクを出発することになっています。UNHCRは、ヨルダン政府とルーマニア政府の協力に感謝の意を表しました。
この難民グループは1980年後半にスーダンから逃れてきましたが、ダルフールの治安状況は悪化の一途を辿るばかりです。ふるさとの家族とほとんど連絡を取ることもできませんが、ふるさとに帰れば国内避難民になる状況にあり、帰還することを恐れています。
2003年にサダム・フセイン政権が崩壊して以来、反乱兵により虐待や暴行を、2004年12月から2005年2月の間にスーダン難民17人が殺害されました。このため難民たちはイラクから避難しようと試みましたが失敗に終わり、ヨルダンとイラクの国境から75キロ東に位置する、アンバル州(Al Anbar)の砂漠にあるK-70難民キャンプに足止めされました。このキャンプでは厳しい気候状況の中で軍隊からの圧力を受けながらの生活を余儀なくされました。UNHCRは女性や子どもを含む難民に人道的援助を行い、恒久的な解決に向けて働きかけを続けます。
原文 : Sudanese refugees depart Iraq for resettlement
ソース : UNHCR Briefing Notes
日付 : 2008年12月16日
日本語訳 : 依光映子・高山くみ子(国連UNHCR協会ボランティア)
|
 |