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【第4報:2011年3月29日】避難者の数が70万~100万人に
コートジボワール西部でも紛争は拡がりつつあり、住民の避難が拡大しています。傭兵や武装グループによる窃盗、強姦、殺戮も行われ、西部の町GuigloにあるUNHCRの事務所も、武装集団によって車両やオフィス機器などを強奪されてしまいました。他の人道支援機関の事務所でも車両が奪われました。 UNHCRのメリッサ・フレミング首席報道官は「我々の事務所からの強奪を非難し、非戦闘員を保護し、人道支援機関を標的にしないよう、あらゆる勢力に繰り返し求める」と述べています。フレミング首席報道官はコートジボワールの隣国リベリアを訪問したばかりで、リベリアにはコートジボワールから国境を越えて逃れた人々が10万人以上にのぼっています。 リベリアのJanzonに避難した16歳と9歳の姉妹は、目の前で父親を殺され、母親の行方が分からないと語ります。UNHCRではこの姉妹を保護し、母親が見つけられることを願っています。18歳の少女は、リベリアに逃れる途上、Cavally川を渡る舟が転覆して、自分は助かったものの、一緒だった老人二人と赤ちゃんを抱いた母親が溺れてしまったと言います。リベリアまで避難することはできても、命を落とす人もいます。ある少年は森を逃げ惑う中でマラリアと呼吸器系の疾患にかかり、亡くなってしまいました。 【第3報:2011年1月4日】リベリアで難民キャンプの設営を開始
すでに1万8000人を超える人々がコートジボワールからリベリアに避難したと言われています。現地入りしているUNHCR職員の話によると、毎日400人から500人のコートジボワール難民がリベリアにたどり着いており、その半数以上が女性や子どもたちだということです。 UNHCRは、ビニールシート、水汲み容器、毛布、体を横たえるためのマット、ランプ、灯油、バケツ、石鹸、蚊帳など、生活に最低限必要な援助物資の支給を開始しました。今後予想される3万人のコートジボワール難民を受け入れられるよう、3百万ドル(約2億6000万円)をかけ、リベリアとギニアに援助物資を配備しました。 【第2報:2010年12月29日】コートジボワール難民への緊急支援を開始
UNHCRは12月28日までにリベリアに避難した1万5120人の難民登録を終了しました。これらの難民はコートジボワール西部にあるダナネ(Danane)とグイゴロ(Guiglo)の村々から逃れてきた人々で、その大半が女性や子どもです。現地の政府関係者からは、さらに4000人がリベリアに到着したとの情報が入っています。 難民を受け入れているリベリアの地元住民は、貴重な飲み水や食料などを難民と分け合ってきましたが、長期化しそうな状況に地元住民の困惑も広がっています。 現在、UNHCRは難民を受けいれている20を越える村々で、ビニールシートやマット、水汲み容器などの援助物資の配布を進めています。また、状況の悪化に備えて、コートジボワール周辺国に3万人分の援助物資を配備しました。 【第1報:2010年12月20日】西アフリカ・コートジボワール難民流出悪化に備え、緊急援助の準備
また、UNHCR報道官エイドリアン・エドワードは、「12月14日現在、リベリア北東部に逃れた難民の数は現在3500人にのぼり、毎日約150人がが押し寄せています。また現在、ギニア南東部には難民約200人が逃れています」。「コートジボワールからギニアに至るにはニンバ山を越えなくてはならず、裸足のままや子ども連れの者達も山肌で夜を明かしているということです。UNHCRはそのような人々に対して暖かい食事と、手荷物もない人々に必要なものを提供しました。」と伝えています。 UNHCRの緊急支援チームは両国で現地入りし、難民や避難民の状況を調査しています。逃れてきている女性や子どもたちの健康状態は今のところ良好ですが、食料や一時的に宿泊できるテントなどが緊急に必要となると報告しています。UNHCRは、コートジボワールの政情が安定することを強く望んでいますが、状況が悪化する場合に備えて、緊急援助の準備を進めています。 コートジボワール共和国の難民のために、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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