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アフリカ地域



アフリカ大陸は、54ヵ国に8億人以上の人口を抱える大きな地域です。UNHCRの全体予算の1/3以上がアフリカの難民・避難民支援に充当されています。緊急支援を必要としている地域、避難生活が長期化している地域、そして帰還民を受け入れながら復興過程を歩む地域など、各状況に応じた援助活動が必要とされています。
スーダン ・ ダルフール地方およびチャド共和国
スーダン南部では難民の帰還や復興事業が始まっていますが、その一方でスーダン西部のダルフール地方では、国連の調査団が「最悪の人道危機」と呼ぶ状況が続いています。アラブ系の民兵組織ジャンジャウィードがアフリカ系住民の村々を襲撃し、殺害・略奪・レイプを繰り返しています。このため、約24万人が隣国チャドへ避難し、約200万人がスーダン西部のダルフール地方で避難生活を送っており、UNHCRは懸命に保護・支援活動を行っています。

スーダン南部
2005年1月9日、20年以上続いたスーダンの南北内戦を終結させる和平協定が成立しました。西部のダルフール地方で人道危機が続く一方で、この南北和平を機に、周辺諸国に避難していた55万人のスーダン難民と610万人の国内避難民が帰還できる道が開かれました。2007年6月現在で、すでに15.5万人が周辺の7カ国からふるさとへ帰還しました。UNHCRでは、2007年中にさらに10万人の帰還を支援する計画です。

ケニア(ソマリア難民、ケニア国内避難民)
ソマリアは長く内戦状態にありますが、2006年後半から暫定政府と反政府勢力の衝突が激化したため、新たに3万4000人が難民となってケニアに避難してきました。さらに、2006年11月にはケニア北東部を大洪水が襲い、ソマリア難民キャンプや周辺の村は壊滅的な打撃を受けました。UNHCRはケニア政府と協力してソマリア難民17万人への支援を行っていますが、難民の大量流入によりキャンプは過密状態にあり、栄養失調など深刻な問題を抱えています。
また、ケニアでは2007年末に行われた大統領選挙後の混乱を受け、暴動や治安部隊との衝突で600人近くが犠牲となり、約25万人が国内避難民となっています。中には国境を越えて逃れる人もおり、UNHCRは緊急援助活動に追われています。

コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国では、2006年、40年ぶりに民主的な大統領選挙が行われ、日本も選挙監視団を派遣しました。一部では不安定な地域も残りますが、2007年には約35万人といわれるコンゴ難民の少なくとも約10万人が周辺国から帰還すると期待されています。ブルンジやアンゴラ、スーダンの南部などでも、アンゴラへの自主帰還のための条件が整いつつあります。






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