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ごあいさつ

国連UNHCR協会理事長からの挨拶

国連UNHCR協会 理事長国連UNHCR協会は、2000年10月に特定非営利活動法人として設立されました。その年の暮れに、1991年から10年間にわたって国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子さんが退任されましたが、それ以来、UNHCRの日本における国内委員会として、緒方氏によって広く日本に紹介された国連の難民支援活動に、募金、ボランティア活動、チャリティイベントなど、様々な形で民間の皆さんにご参加いただく場を提供する役割を果たしてまいりました。

民間からの協力を促進する
国連UNHCR協会の第1の役割は、民間からの協力の促進であり、「国連難民募金」へのご協力を呼びかけております。UNHCRの場合、かつては活動資金のほとんどを政府からの自主的拠出金に頼って来ました。しかし、UNHCR本部に民間からの資金協力を促進する部署が設けられ、アメリカ、スペイン、オーストラリアにも日本と同様の国内委員会が設立されるなど、UNHCRでも民間資金を重視する方向に進んでいます。

募金活動の可能性は無限大であり、できることはたくさんあります。インターネットの活用、紙面広告、イベント、募金アピールの発信、ニュースレターの制作、様々な支援者の皆さまとの日頃からのやり取り、さらに領収証の発行や寄付記録の管理といった多様な業務が日々行われています。認定NPO法人として認めていただいた2003年7月以降は、さらに慎重な組織運営が期待されていると感じております。また、難民支援は多岐の分野にわたり、企業・団体の専門性を通じたご協力が大いに活用されます。

市民が国連の活動に参加する場を提供する
さて、国連UNHCR協会の第2の役割は、市民がボランティアとして国連による難民支援活動に参加する場を提供することでしょう。協会の国内活動を支えていただくために、助っ人会員という制度を設け、全国の皆さんにご参加いただいています。さらに、難民問題に関する講習にご参加いただいた助っ人会員は「助っ人講師」としてメーリングリストに登録され、中学生や高校生の学習訪間を迎える際の講師、様々なイベント会場でUNHCRを紹介する活動など、難民支援に共に取り組む仲間のネットワークが広がっています。一方、各分野で実績のある方々には、国連UNHCR協会の「評議員」「協力委員」に就任していただき、それぞれの立場から出来ることを通して、UNHCRの支援活動にご参加いただいております。

緒方貞子元国連難民高等弁務官の言葉、「難民のために、難民とともに」を私どものモットーとしながら、国連UNHCR協会が、日本において難民支援の輪を広げる役割を果たして行けるよう願っております。

国連UNHCR協会 理事長
赤野間 征盛
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ご挨拶―国連UNHCR協会設立10周年を迎えるにあたって

国連UNHCR協会 理事長今年、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、創立60周年を迎えます。そして、2000年に日本における公式支援窓口として設立された、私ども国連UNHCR協会は10周年を迎えることになりました。これも皆様からの温かいご支援の賜物と、心から感謝申し上げます。

この10年間を振り返りますと、2001年米国の同時多発テロに端を発したイラク戦争、そして出口の見えない内戦が続くソマリア、解決の困難なパレスチナ問題、さらにコンゴ民主共和国、アフガニスタン、パキスタンなど、多くの紛争が世界のいたるところで悲劇を生み出しました。故郷、家族、財産を奪われ、避難生活を強いられている人々は、現在、4000万人に上ります。

本年、日本は難民の第三国定住受け入れを試験的に始めることになり、国際貢献の窓がより大きく開かれることとなります。この新たな時代に、私どもは、新事務局長に難民支援の最前線で活躍してきた高嶋由美子を迎え、皆様からのご支援をもとに、懸命に生き抜いている難民・避難民の支援に邁進する所存でございます。

今後とも力強いご支援をお願い申し上げます。

国連UNHCR協会 理事長
赤野間 征盛
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